株式会社アストレイズ
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2014年6月の投稿一覧

次世代ワールドホビーフェアが、大変な事に。2014.6.29.

さて、次世代。半年に一度のイベント。

先々週に足を痛め、午前中整骨院に行かねばならなかったので、整骨院終わりで息子と待ち合わせて行くという事で。

で、朝しばしネットで色々見ていると。

「妖怪ウオッチ」限定品購入目的で、主婦が夜中の12時から列を作っている、と。

外を見る。雨振ってるよなー。

でも、なるべく早く行かないと、息子のほしがっているアイテムも手に入らないし。

でも、整骨院の予約が、11時で、一応キャンセル待ちもお願いしているとは言え、予定通りなら、会場に着くのは14時前、が限界かと。

むう…

でも、早く行っても、逆に長蛇の列で、入るまで時間がかかるだけだし。

まあいいか。

足にテーピングを貼ってもらい、とりあえず歩けそうにはなったので、駅前のコンビニで息子と合流。

長い長いルートをたどりつつ、海浜幕張に。

だいたいこのぐらいだと、列は引けて、正面からまっすぐ行っても、物販コーナーの建物下の列にすっと入れるぐらいのタイミング。

まあ、夜中に並んでいたとしても、そういう限定品は午前中には終わっちゃうだろうし、だったら、妖怪ウオッチ以外は大丈夫だろうと、気楽に行くと、見た事も無い柵が設営され、いつも通りに入れない。

なんじゃこりゃ。

しょうがなく、指示されたルートを歩く。

会場は例年9〜11ホールぶち抜き。

物販入り口は、その下から入るのが通常。いつもなら物販の列にならんで入って、物販から内部に侵入、が基本。

過去に一度だけ、仕事の都合で午前中に入れと言われたときに、朝から並んだ結果、6、7、8ホールの上から入って、中で1ホール分の列を作らされて、ひどい目に有った事が有りましたが、午後をすぎれば、ねえ。

指定ルートは、1〜8の外側を回って、海側の搬入口のある通りに。納入のとき以外で、こっちにくるのはさすがにないよねえ。

裏側まで歩かされ、中に入ると、さすがに直進路にはなっているが、3ホールぐらいぶち抜きの空間に、延々と広がる列を仕切るロープの列。

なんじゃこりゃ。

で、外に出て、入り口を横目に9〜11ホールの前を真横に通りすぎる。

この間に、子供を連れて必死の形相で列が崩れ気味なのを良い事に、前にどんどん割り込もうとする親子連れが何組も居る事に閉口する。

社会ルールを子供に教えるのは、親の仕事だろう…。だいたい親が率先するって、どうだよ。

で、例年ならば物販の列にあたる場所に通され、長い長いロープで仕切られた蛇行路をうねうねして、ようやく会場に。

中は、まあ、いつに無い混雑。

で、一番むかつくのは、例年以上に床に広がるおっさんおばさんのぐったりと座り込んだ姿。

あからさまに徹夜明けなのか、完全に落ちている姿もちらほら。

子供の為に、徹夜するって、どうよ。

まあ、転売目的の人たちも居て、その人達はもう帰った後なのでしょうが。

ひどい物です。結果、中は、尋常じゃない人の量で、

必死で色々と見て回るが、各ブース1時間待ちだわ、通路はぐだぐだだわ。

息子の予定していたディエルマスターズクジも、2回ぐらいやるんだ!と勇んで行ったが、列が長過ぎ、だめだこりゃ、となって、タカラトミーの物販コーナーでの購入のみで断念。

おいらは新しい「もじバケる」をサンプル購入して、とりあえず弾着。

バンダイホビーのブース(空いてる)の前に行って、何人かの関係者に挨拶。

ああ、もうやる事やったから、いいや…。

たいして見る物も見られないまま、一通りグルり回って、撤収。

終わった頃には親子でぐったり。なんだ、これは、込みすぎて何一つ触る事もできないとは…

今度の1月は、さすがに此奴も父ちゃんにつきあってくれないだろうな…

親子で行ける最後の次世代、と思っていたのに!

許すまじ、妖怪ウオッチ。

そんな怒りを胸に帰宅し、で、家族で楽しく週末の妖怪ウオッチのアニメを見てました。

 

 

 

で、でかい…2014.6.27.

月末には色々な玩具が発売になる訳です。

僕なんかは、今月はもう、頭の中はトライダーG7一色。

オープニングと戦闘シーンBGMと発進のアナウンスがエンドレスにリフレインしてリピートする感じです。

そんな月末。それはそれで気になるもう一つのアイテムと言えば。イヤにデカいアカいアイツ。

社員のNに、お前買っちゃえよ〜とか、シャイコシャ○ドも買っちゃいなよ〜とはやし立て、ついでに、今日アキバに昼休みに行くんだろう、と言っているうちに、心優しいクライアント様から、いやに馬鹿でかい箱のサンプルが…!

あ、あいつだ!赤いモビルスーツ!

大喜び。そういえば、色々とお手伝いしてたっけか。

作って良いっスか!

強権発動状態。

ニッパー貸して!と作業机に行ってみると、皆一様に薄刃ニッパー。

ええい、こんな貧弱なニッパーで、ヤツと戦える訳無いだろう!太いところのランナーの直径が4ミリも有るんだぞ、2段落とし出来ないだろうが!

で、恐怖の命令。アキバにリサーチとして売り場を見に行きつつ、タミヤのニッパー買って来てー。

悪魔である。これではまるで、ブラック企業だ。

一応、半分は冗談で、社員Nが、売り場見てきます!と言うので、行ってもらっただけなんです。

僕が忙しく、夕方5時に来客、7時に浅草で打ち合わせ、それまでにあと何枚のスケッチを… というスケジュールだったので、実際動けなかったし、そもそもそんなスケジュールだから、プラモなんか作る時間ないし。

あんな段ボール、家に持って帰れないし…。

でも、あの1枚のランナーに2パーツしか入っていないプロペラントタンクを見ると… ジュルり。

で、ニッパー買ってきました!の一言で、本能の赴くままにGO!

すぐさまタンク完成。で、でかい!楽しい!

一通り素振りをしたら、なんとなくかっこいいサンバイザーみたいなリアスカートが私を誘う。

元ホビー部の社員Kと共に、ゲートの構造や成形の危うさ、突き出しピンの構造など、色々とマニアックなチェックをしつつ、気付くと、胴体のフレームが組み上がっている。

社員Nにもう一個タンク作っておいて!と言い放ちつつ、ハナウタ混じりに台座と腰骨を組み立て、フレームのままタンクとリアスカートだけ生やし、全体ボリュームをチェック。

これは、楽しい。こいつは、ガンプラぢゃ、ない。

おおっと、ラフ描かなきゃ。ああ、めんどくさい。

あのランナー、手だな〜

見た感じ、あのパーツとあのパーツで組んで…

いかんいかん。いつものクセで、相変わらず取り説を見ないので(どっか箱の下の方に行っちゃったし)パーツを見ながらだいたいの判断をするので、頭の中で組み立てが勝手に進んでしまう。

そういえば、腕の骨のパーツの合わせ目に、ジョイント的な物を挟むリブ受けがあったな…。どこかのランナーにそいうパーツ有るはずだ…。

おおっと、ラフ描かなきゃ。ああ、めんどくさい。

ちょっとだけ。探してみよう。

ガサガサ…

あ、あった。これだ。ああ、このランナーのパーツで、腕が組み上がるな…。

そうだ、ちゃんとはまるのか確かめてみよう。

はまるハマる。いいね。これがこうして…。

腕完成。

はあ!仕事が進んでいない!

腕もう一本組んどいて!

仕事だしごと。ああ、お客さんが来てしまう…

ああ、来てしまったあ!

 

そんな訳で。赤い悪魔。誘惑を振り切って、G7を片手に打ち合わせ納品直退で、とりあえずヤツの呪縛を振り切る事が出来たが。

来週の僕の仕事の行方は?

溜まりにたまった納期はどうなる?

とりあえず。誰か、残りの腕とシナンジュ組んどいて。

で、またまた海外TOYに戻ってくる訳ですよ。2014.6.24.

別に、海外のおもちゃだけが好きな訳じゃないのですよ。

近年ですと、アレとかアレとか、大々的に語りたい商品が有りますし、この週末の次世代ワールドホビーフェアで先行販売になるアレとか、あるのですが。

この業界、守秘義務というのが有りまして。我々の仕事は基本裏方で、デザイン物も買い取りですので、本裏色々語る事は有ってはならないのです。

ですので、場合によってはガンダムアストレイの事だって、載せられないのですよ。

え、社名は?

あれは、引っかけで、あくまで「ならず者ども」です。

しかも、一応サンライズさんには正式にご了承もいただいております。

ですので、ここでは、明確にクレジットされている商品のみ、紹介して、あとは縁もゆかりも無い商品を紹介する訳です。

ああ、知らんふりして自分たちの作った玩具をスゲエスゲエって騒ぐ手も有り〼が。

ヤですよね。だいたい、これ呼んでるのは、業界の人が半分ぐらいですし。

ですから、5月に売ったアレと、先週発売のアレと、先々週発売のアレと、今度発売のアレとは、業界関係者だけ、ニヤニヤしてください。アホだ、あいつ。

閑話休題。

今日ご紹介するのは、これ。

全米第2位のマテル社のド定番の低年齢層向けカテゴリー、フィッシャープライズから。

皆さんご存知の、ちょっとSFタッチなフィギュア&ビークルで、少年ハートをくすぐる「イマジネクスト」シリーズ。

知らねえよ…

の、「DCスーパーフレンズ」より、ペンギン&ペンギンサブ。です。

おまえは何を買っているんだ。と言う感じですよね。

これがね。デザインが良いんですよ。もう、一目惚れ。ビジュアルだけで、ポチリ。

バットマンの宿敵のひとり、ペンギンが乗り込むペンギン型潜水艦。

こんなもの、日本では商品かあり得ないでしょう。

シリーズの共通アイテムの4頭身フィギュアが付属。

こいつが、しかも、立ったまま乗ります。

おなかの巨大なコロで、転がすと、両足がパタパタとアクション。

この巨大なコロのせいで、1輪車状態なので、ありとあらゆる角度で、水平に自立しません

なぜか羽根のRの頂点はコロとほとんど同じ位置なので、3点で着かないし、足は左右交互にパタパタするので、ほぼ必ずグイチってるし。

アホです。

で、こいつ最大の一目惚れポイント。

口からディスク発射!

しかも、くちばしよりもやや幅が広い…!

よく見ると、口の左右に微妙な切れ目が有って、上手く角度でごまかしてるんですね。

いやあ、実に良い。

こーいうバカバカしい商品が発売できる環境が有るってのが、良いですよね。

 

コンバージ。15段目。2014.6.16.

さて、ガンダムコンバージも15段目。

ギガンの弾です。

ギガンの弾。

メインはギガンです。

ジムキャノンも好きですが。

ガンダムWとトールギスは、まあ、順当ですよね。

他のは、まあ、いいや。

とりあえず、ギガンです。

アストレイズになってからは、原型は1弾につき3〜4点ぐらい回して、あとは他者さんにヘルプしてもらっているのですが、この弾は原型がディープストイライカーとかぶっていたせいか、個数を減らす話になって、2体チョイスって事に。メインのガンダムはいつも必須なので、もうひと枠という中で、このギガンだけは外せない。ウイングガンダムもまあ、個人的にいろんな思い入れが有るので、外せないのですが、とにかく、今回はギガンを最優先でチョイス。

エース設計マンがどうしても自分でやりたいと。上手いんだ、これが。お気に入りのアッシマーも彼の仕業いつも最高の仕事をしてくれます。

弱点が有るとすると、ゲテモノ好きがすぎる事。

次の弾のザクレロも彼の仕業。

阿久津との仕事歴も長いので、勝手知ったるなんとやら。

絵心のある人の造形は、やはり良い。

ガンダムはね。ガンダムが上手いのが居るんですよ。で、よろしくお願いしちゃいます。

これもまた、相変わらず上手い。文句無し。

今回もまた、良い仕事をしました。

 

おもちゃショーリポート2014.6.15.

コートジボワール強し。

とある理由でアフリカ押しの私としては、どっちが勝っても良し、の試合でしたが。

ややトウーレだけでも追いつかないところに来ての、ドログバ投入。試合が一気に変わって、ほぼ別チームという仕上がりに。

で、一瞬で2点。ドログバが入った事でディフェンスが引っ張られてノーマークをゴール前に生んでしまっての2点。いやあ、さすがは国を救った英雄。テレビの向こうでも大きく見えるぐらいでした。

内容的には満足。最後の時間引き延ばしがヒドいという人も多いと思いますが、勝つというのはああいう事でしょう。むしろ、最後の5分のダイナミックな攻撃を、それまでまったく出来ていなかった日本の方が不甲斐ない。あんなにキャラが立っているチームなのに。岡ちゃんは相変わらず転がりまくってたけどね。

 

ああ、サッカーの話題になってしまいました。

 

今年もおもちゃショーの季節。おもちゃショーとは関係ない理由で多忙な状況でのショーへの突入。

木曜日貫徹で、朝のおもちゃショー行きの電車の中でも仕事。

なんとか待ち合わせ時間の間にメール納品。

そんなテンションでの一日ショー周り、さらにそれから浅草に納品に。

で、クタクタの土曜日に今度は家族で再突入。

業者日と一般日では、飾っている物が違うんですよね。

スタ○セイバ○も出てるって言うし。

で、それでも日曜日踏ん張っておきて、サッカー観戦。

そんなハードスケジュールの中でのおもちゃショー。

面白かったとです。

おもちゃショーの楽しみは、まずは、いろんな人に会う事。

で、面白い玩具を見つける事。

あと、ブースに立っている人を小ネタ笑かす事。

3つ目は、趣味。

今年も色々有りました。

再注目は、タカラトミーの、ハイパーレスキューの新製品。

「連結連射シューター」。

これが凄い。久しぶりにトミーらしさを見せつけられた気分。

説明のお兄さんも、他にメイン商品が有ったにもかかわらず、我々があんまりに食いつくので、楽しくアピールをしてくださり、細かく説明をしてくださった上に、だいぶ遊ばせてもらいました。

何と言っても、ゼンマイを使っての、連続発射がテンションが上がる、

しかも、いくつでも買い増しが可能で、さらに積み上げると収納ケースにもなる。

これは凄い。同じ商品2つで販売するあたりの型効率の良さもすばらしい。

いいですね、とりあえず2セット購入決定。

まあ、他にもいろんなTV番組やらで紹介されているので、色々あるのでしょうが、

もう一つ、一番衝撃を受けたのが、

こちら。

韓国のメーカー、WING TOPさんが持って来た、ディノトラックシリーズ。

重機と恐竜を組み合わせたシリーズ。しかも、本気で砂遊びが出来る、結構ダイナミックな商品です。

色々聞いたところ、そもそもアメリカの出版社が持ち込んで来たデザイン、企画らしく、なるほど、と納得のデザイン。

やはり、こういうキャラクターをディフォルメナイズするデザインは、アメリカのデザインがピカイチですね。

キャタピラ後が恐竜の足跡に見えるってぐらいのこだわりと、恐竜と重機の組み合わせのセンスの良さは、もはやハイセンスすぎて、追いつかない領域。

良いデザインってのは、良い物ですね。玩具のデザインってのは、いろんなものがあり、幅が有るのですが、いつかこういうデザインが描けるようになりたい、と、素直に思えるぐらいにインスパイアを受けました。

新しい刺激ってのは、良いですね。

まだまだ自分を上げられそうな気がする。

そんな気持ちになれるおもちゃショーでした。

あと、ドログバがかっこ良かったなあ。

 

 

バランスが良いのです。2014.6.6.

商品ってのは、バランスだと思う。

ギミック、デザイン、造形、重量感、価格。

そのバランスはとても大事

そんな訳で、ES合金。

バランスが良いのです。

まず、ディフォルメバランス。

非常に良い。流行の3頭身。しかも、キャラクターごとに、箱系ロボットはやや頭身高く。作り分けが良い。感覚、でしょうね。

よく、ディフォルメ、と言って、商品カテゴリーですべて同じディフォルメにしてしまう商品が有りますが、ロボットってのは、キャラクターも、ですが、それぞれが無機質に絵面ではなく、個性がある訳で、とりわけオンタイムではない商品であれば、それぞれのキャラクターも明確になっているのだから、作り分けるのが正解だと思う訳です。

つまりね、ディフォルメってのは、キャラクターの個性やギミックまでも、ディフォルメーションンしてなんぼな訳ですよ。

だからコンバージの水中MSとかは、楽しいと思うのですね。

で、ES合金。アートストームさんの、意外と長寿シリーズ。

今回新製品でマジンガーZとグレートマジンガーが出まして。

個人的には、四角いロボットの方が好きなので、次のゴーディアンとかに心が惹かれまくっているのではありますが。

頭身が良い。

ギミックが良い。これが、とりわけ良い。今回の、パイルダーを乗せると目が光るギミックなどは、SDだからこそのサイズ感を上手く生かしている。

重さが良い。合金ですもの。

造形が良い。ぶっちゃけ、シリーズに外れなしです。

値段が良い。実は、すぐプレミア価格が着いてしまって高いイメージがありますが、定価はそれなりの価格です。

いいですね。

ギミックの再現という意味では、バイカンフーやゴーショーグンも良かった。

アクションという点では、ゲッターロボは秀逸ですし、ムゲンキャリバーもゴーダムも、言うことなし。

なんというか、こんなに安心して買い続けられるシリーズというのも、珍しいです。

ややマイナーですが、ハイターゲット向きのキャラクターのディフォルメフィギュアシリーズとしては、トップオブザ、だと思っております。

ES合金。玩具らしさを忘れない、すてきなシリーズです。

 

この流れで、意外かと思われるかもしれませんが…2014.6.3.

バンドをくんだぜ。

という訳で。本日紹介するのはこれ。

マジンボーンのボーンファイターシリーズより、ドラゴンボーン。

バンダイのカード筐体オリジナルキャラクターのテレビアニメからの、プラモデル化。

まあ、この春始まったばかりの、そんなにメジャーじゃないキャラクターですね。

このプラモデルが、良い。

なにがいいって。

パーツが少ない。

組み立てやすい。

型効率が良い。(まあ、聞いてくださいよ)

主役、脇役の組み合わせ上の、パーツ配置が良い。

シールがまあまあ、少ない。

値段が安い。

 

そうなんですよ。小学生のプラモデル離れが激しい中、こういう商品が、本当の意味で、プラモデルを普及させるのに一役買うべきです。

すでに小学校を卒業してしまいましたが、我が子ですら、プラモデルにいっさいの興味なし。

たまに、「作ろうか」と言うときも、自分がはまっているゲームを僕にやらせたくて、僕が今プラモ作ってるから…、というと、代わりに作ろうか、と。

そもそも、取り説みないで、見立てでだいたいでパーツを外して楽しくパズルしている状態で、他人に替われる訳ないだろうに。それ以前に、おまえニッパーもまともに使えないじゃないか…。

ともかく。マジンボーン。

組みやすい。何度も組む事になるフレームに対しては、とりわけ気を使って、組み立てに負荷がかからなくなるような細工がしてある。左右の組間違えがしづらく出来ているのもグッジョブ。

外装のパーツも、挟み込みを最低限にして、ほとんどのパーツがあとからはめ込むようになっているのもよい。ダンボール戦記のプラモデルの実績が上手く昇華されている。

ああ、頭のいいプラモデルは、うっとりする。

とにかくパーツを割ってわって、これでもかとパーツを増やして、スゴイだろ!とか、組み替えで別キャラとか言って、やたらめったらパーツが余ったりとか、形状再現の為に、この形態のときはこのパーツを使って、とか言って余剰パーツだらけになったりとか、もうそういうプラモばっかりで、ゲップが出そうだったのですよ。

程よいパーツ数で、でも、気を使った構造で可動フィギュアとしても十分に充足する内容。

手首のバリエーションは、あらかじめ型に2種掘っておき、

主役には付けず、脇役A,Bにそれぞれ1種が最初のラインナップ。

たぶん、次の脇役C,Dにはまたそれぞれ1種が着いて、脇役の方がややお得、という要素を最低限で付けている。

惜しむらくは…

カードがみんな一緒って、どうよ。

あと、頑張れ、番組…!

今年は子供番組が非常に多い中、正直苦戦しているな、と。

私的には、イチオシはヒーローバンク。2番に妖怪ウオッチで、後半に向かってキャラクターが乗って来ているガイストクラッシャーが、アニメ的には3番目、かな…。

ヒーローバンクはいいよね。ああ、アニメってこういう感じで、子供心全開で毎週わくわくしながら見るもんだって思った。

まず、設定が面白く、それを上手く子供を引き込む形でビジュアル化している。

キャラクターが良い。脇役までしっかり生きている。

ストーリーが単純に面白い。ギャグがキレてる。なんと言ってもオープニングが良い。

エンディングのアニメーションもシュールで良い。

 

あ、ああ、マジンボーンね。マジンボーン。

いいプラモデル。最近は中国製の○タ○のプラモデルとかでしか味わえなかった良さ。

ダンボール戦記終わりで、子供が一挙にプラモ離れしている今。

まあ、キャラクターは問いませんが、こういうスタンスのプラモデル作りが大事だと思いました。

物を作るのが楽しい、と子供達が思うようになると、良いですよね。

 

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