株式会社アストレイズ
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プラレールの超技術。2021.9.15.

モーターとダイナモは同じ構造物である。

なので、モーターの玩具を手で押せば、充電ができるはず。

よく、冗談で話すネタではある。

モーターを回すためには、それなりの電力が必要で、それなりの電力を作るためには、恐ろしい回転数がないと、発電ができない。

なので、そんなことは出来ない。それが、当たり前でした。

ところが。

できるのです。不思議ですねー。

その不思議を可能にするのが、

テコロチャージシステム。だそうです。ああ、早くバラしたい!

さすがは技術のトミー。しかも、今の時代に非常にマッチした商品仕様。これは、売れる!

そもそもプラレール。定番なので、あまりにも普通に扱われていますが、実は、すごい技術の塊なんです。

そもそも、2速変換可能なギアボックスが、オフにすると、手転がしができる。しかも、6連ぐらいの重連を引っ張るパワーを出せるって、結構異常ですよ。ギアボックスのレイアウトもピーキーすぎて、ちょくちょく子供がバラして、お父さんが組めずにおもちゃの病院に来るケースが非常に多かったです。

そのぐらいにすごいのに、進化もする。

そんな中で、この10月、ついに、電池も不要になりました。

すごいですねー。

こういうものに興味を持った子供達が、また、新しいイノベーションをする時代が来ると、楽しいですよね。

ちなみにもう一つ。しゃらっと発売しているくせに、すごいのが、

今年の3月発売の、機関車トーマス、ケンジとトーマスのおいかけっこセット。

映画のシーンを再現できるモデル、で、劇中、調子に乗ったケンジがトーマスを引き離して一気に走り出して、途中エンストして最後トーマスに押してもらうという。

そのために、ケンジは、スタート時、トーマスより早く、途中で止まって、何の操作もなく押されて走行できねばならない。

そのために用意したのが、プルバックゼンマイ。そのスピードは、モーターのトーマスより早く、でも周回で追いつかず、そこそこで止まる、という、非常に微妙な調整が必要なもの。

プルバックって、そんな設計が可能なのか?

不思議極まりない。

やはり、技術のトミー。

令和になっても健在!ですね。

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