株式会社アストレイズ
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2014年2月の投稿一覧

マルカの変形ロボ。夢の世界。2014.2.27.

駄玩具、好きです。

その昔、前の会社の時ですが、「ダガング」という本に、インタビューで出た事も有ります。

特に、駄物変形オモチャ。

いいですねー。心が洗われる。

今はアクセスになったウイングさん、マークさん、最近では早川玩具さんと、色々なメーカーさんが、面白おかしい商品を展開する中。

今日のオモチャは、マルカの変形ロボ。

最近は質の良い中国、韓国の引き物が多くなってしまいましたが、昔は当然、国内で開発していた訳ですよ。

例えば、プルバックで走る骸骨頭がロボットに変形。

意味が分からない。

これがさらに、動力をフリクションに替え、火打を入れて、口から火花を放ちながら走るゴリラの頭が変形して、脛から火花を散らしながら走るロボに進化したり…

フックトイだからと言って、バカにするなかれ。

今でこそ、海外の引き物なので、出来た物を売る、というスタンスですが、当時、国内で開発をしていた時は、常に上を目指し、次々と新たな商品を開発していっていたって事なのでしょう。

楽しいですね。フックトイ。

色々なフックトイを買っていますが、この昭和の時代の国産のフックトイは、特別に深く研究する価値があるやも知れません。

ああ、また散財の日々が始まる…

 

 

まあ、語らないワケには行くまいG-UNIT2014.2.26.

G-UNIT、若気の至りである。

まさに。

前の会社に私が入社して、いわゆる、業界に入って2年目。バイトから数えると3年目。そんな頃ですよ。

突如降ってわいて来た、オリジナルガンダムの話。

当時、我々は、気力、体力ともに充足しており、妙にテンションが高かったのです。

当時のチーフデザイナーの下、

メインデザイナーの阿久津。

機構試作担当の私。

マーキング、カラーリング担当の某先輩。

最終リリース用試作担当の当時入社したての若手。

こんなメンバーが支えて、アレは生み出されました。

途中、アスクレプオスから、商品都合に合わせる為に、カラーリングも私が担当。

いやあ、楽しいひとときでした。

内容は、正直、秘匿性が高い内容が多すぎ、何も此処では語る事は出来ません。関係各位に怒られますし。今月号のガンダムAに乗っている事ぐらいしか…。

そしてしきりは変わってアストレイズで、再び新たなG-UNIT祭り。

私と阿久津以外は、すべて新しいメンバーで新たに作り出すG-UNITは、どうなるのでしょうか。楽しみな限りです。

そんな訳で、僕と阿久津の原点。

7月に発進です。ぜひ、お手元に。

ああ、色々言いたい!

 

MG戦国アストレイ出陣。2014.2.26.

さて、新春から始まったMGアストレイ祭り。

皆様楽しんでいただけますでしょうか。

私は、もう、MGアストレイだったら目をつぶっても組める領域に達しつつあります。

そんな中、最後を締めくくるのが、このMG戦国アストレイ。

まあ、来ると思ったでしょ、的なアレです。

良いキットだと思いますよ。阿久津もプロポーション修正やディティール加筆も行って、だいぶ手を入れられたと思っています。

ギミックの追加は、本当はもっとしたかったらしいのですが。

本当は、というのはあまり言うべきではないのですが、背中の鬼の面は、そもそもフライトユニットのシルエットから作られたデザインなので、上の角を倒して翼にしたかったらしんですね。

まあ、商品の都合と、劇中の再現が優先されて、オミットされてしまったのですが。

難しいですよね。僕の方でやっているBB戦国アストレイは、オリジナルギミックを問答無用で入れてしまったのですが、デザインした本人の方では、それが出来ないというのが、難しいところです。

まあ、ともかく、戦国アストレイ。

これで、MGアストレイ連続リリースは、取りあえず一段落です。

お疲れさまでした。

あくまで、一段落です。

へっへっへっへっへ。

成田エクスプラスなう。2014.2.25.

成田エクスプレスに乗ってます。

でも、ただ単に納品の帰り道。

成田近くに納品に行ったので、無駄に成田空港に足を伸ばし、NEXに乗車。

特急は良いですね。

心が洗われる。

成田エクスプレスと言えば、バードボンバーですね。

バードボンバーと言えば、トライボンバーですね。

トライボンバーと言えば、マイトガインですね。

だからなんだと言われても困るのですが。

今は、トッキュウジャーですね。

そんな訳で、今日のオモチャはDXトッキュウオー。

やっぱり、戦隊のロボが出る季節は楽しいですね。

合体ロボは不滅です。

この人、色々な意見も有るのでしょうが、色々言いたい事は有りますが、近年のなりきり偏重のマーケットの中で、ロボそのものがなりきりアイテムになるという斬新な発想は、素晴らしいの一言です。

ドアになっている顔も素晴らしい。合金具合も良い。合体シークエンス再現も、腕が平行になってくれればなお良かったのですが…という点はありますが、素晴らしいと思います。

やはり、業界のフラッグシップとして、ロボットキャラクターの立ち位置をしっかりと立たせ続ける為にも、戦隊ロボには頑張り続けてほしいです。

ただ、コレだけは言いたい。

パンツ、履いてない様に見えますよね…。

ごめんなさい!

 

 

ディステニーインパルスR お手元に届きました?2014.2.16.

久しぶりに新製品のご紹介。

ディステニーインパルスR。

なんでしょうね。これ。

僕もよくわかりません。

色々事情が有りまして。

事情は理解しております。あと、モノアイのメカを描くのに、受け口の顔を描くあたり、阿久津は流石だなあと思うのですが。

でも、ほんと、何でしょね。

とにかく作っちゃったので、ぜひ買ってくださいね。

え?

web限定だから、もう買えない?

そうですね。そういえば。

そんな訳でした。

遭難した話をしよう2014.2.14.

遭難した。

そうなんです。

夕方浅草の某社にて、納品及び打ち合わせ、その足で立石の某社引き取りに、というスケジュール。

で、浅草終わりで外に出ると、大雪でまっしろ!

昼間来た時は、道路見えてたのに…!

でも、ワクワクしながら電車にのると、妙にダイヤ乱れてるっぽい。

まあ、当然ちゃあ当然か…。

で、通常立石が最寄りのところ、急行が来てしまい、乗り換えの各駅停車の保証も無いから、青砥から歩こうかと。

電車の中で着信が有り、降りたところで電話。

真っ白な下町の道を、嬉しげな足取りで歩きながら、いくつか電話をかけつつ、ふと気づく。

知らない道だ…。

おかしい。いつも歩き慣れた道なのに。

たしかに真っ白で、いつもと景色が全く違う。

取りあえず、目検討でてくてくと歩き続ける。

こんなとき、引き返して確認すれば、すぐに分かるのだと思う。

でも、引き返すのは、性分的にあり得ない。

しかも、雪道は妙にワクワクする。

とにかく前に。行き過ぎたかな、こっちのはずだ、と、目検討で道を曲がる。

ずんずんずんずんずんずんずんずん、真っ白なみーち。

ふと、目の前に堤防的な物が…

河… ?

いったい此処は、どこなんだ!

青砥立石間に、河なんかあったか?

ああ、そうなんだ。

遭難したんだ。

で、慌てて携帯で現在位置確認。

分からん。とにかく河と逆方向に移動。

なんどか現在地確認。

頑張れGPS。

ああ、こういう時だけは、スマホにするんだった…!と思う。

嫌いなんだよねー。ギミックないし…。

ヒンジがない携帯なんて嫌いだ。

今更のガラケーの画面で地図を見ながら、そもそも月も星も見えず、東西南北も分からない中、ようやく理解。

ああ、線路の反対に来てた!

で、一気に戻る。

戻る、というのは、精神的にブルーなもので、さっきまで楽しかった雪が、単純に苦痛に。

で、ようやく立石の某社に到着。

青砥から30分。ほぼ立ち止まる事も無く、よく歩いた。

守衛のおじさんに雪の報告をして、早速遭難ネタでクライアントさんの笑いを取って、ようやく岐路に。

府中…。

遠いな…。

昨日もだよ…。

 

東葉高速鉄道の夜2014.2.13.

船橋の試作屋さんで、試作の進捗状況をチェック。

明日の朝一に先方に納品する約束を取り付け、東葉高速鉄道で自宅のある府中へ。

長旅である。

こんなはずではなかった。

夕方に終わって納品のはずが、トラブルあって、この有様。

明日午後から打ち合わせ予定のスケッチも、あと2カットと加工作業を残して終わっていない。

あああ。あああああ。

どうしよう。

でも、帰ったらやる事が有る。

ROBOT魂バイファムの開梱だ。

なぜって?

明日がプラゴミを捨てる日で、ブリスターを捨てたいからさ!

ゴミの分別は世界を救う!

あああ、心が壊れているんだな。

がんばろー。

バイファム。きっと嬉しいはずさ。

まあ、当時日本にいないので、本当にこの1年前ぐらいに、ケーブルテレビの再放送でやっと見たんだけどね。

大河原さんのデザインという意味での興味、理解や、デザイン論としての意見は言えるけど、番組はまあ、今時だったら、「ロボットが活躍しなくて売れない番組」ってやつだよね…。

でも、今月のROBOT魂の新製品がウイングガンダムにバイファム。

大河原先生は偉大だなあ。

納得したところで、

さて、仕事でもしますか…。

そんな訳で、今日のオモチャは、ROBOT魂のバイファム。

これから開けるんだけどね。

でも、バイファムはHCMが好き。

ごめんなさい。

ていうか、HCMって、いいですよね。

なんだこのオチは。

疲れてるんだな…。

カンパネルラあ〜

 

テスター1号2014.2.11.

究極にして全て。

完璧にして原典。

テスター1号。

ああ、うつくしひ。

エヴォリューショントイズの新製品。こちらのメーカーさん、なぜか、いつも僕のツボにボールを直球で投げてくる。

きっと、趣味が合うのではないかと思う。

そんなわけで、テスター1号。

マーク1、2、3に分離。

何がって、合体飛行機の原点な訳です。

で、三角機種、丸い機種、四角い機種の形状分け。

三角ボディ、凸時型ボディ、四角いボディと、シルエット分けのデザインバランスの良さ。合体も、単純な前後連結でなく、前後+左右から、というアクセント。その左右から合体するマーク2も、安易に分離させず、垂直翼でつないで、決して4体合体にしない、「3体」で有る事へのコダワリ。

子供の頃から、マーク2の垂直翼が、構造上長くなりすぎてデザインバランスが悪くなるのではないか、という事と、コクピットが無駄に二つあるというポイントが気になってはいましたが、それ以外はもう、完璧。

また、その無駄の無いボディライン。

ああ、仕事が手につかない。うっとりしてしまう。

だめですねー。でも、昔のウルトラメカの合体メカにも、こういう美しさが有りましたよね。

ウルトラホークも良い。シルバーガルなんて最高。ちょっと違いますが、ジャンボマックスやシュピーゲル号なんてのも大好きです。

ガッチャスパルタンなんかも良いですね。

とにかく。合体飛行機はロマンなのです。

まあ、近年はあまり商材として出てこない代物になってしまい、こういったリメークトイで掘り返すのみとなってしまいましたが。

ただ、メカのデザインが妙にテクスチャナイズされてきた昨今、こういう必要最低限の構造物の持つ美しさが、なんとも幸せな訳です。

そんだけなんですけどね。

雪ってな、スゴイね。2014.2.9.

数年ぶりの大雪。

大喜びである。

金曜日から、息子に友達を誘う様に言っておいて、土曜日は昼間も風呂を沸かしてスタンバイ。

取りあえず朝からマンションの公園に突入。

ひとしきり雪まみれに。

雪が積もった滑り台で盛大に雪とともに滑るアホな息子。

いいね!

昼からは友達がやって来て、マンションの前の広い公園で大騒ぎ。

2階の我が家にも、子供達の歓声がきこえる。

雪ってのは、空から目一杯オモチャが降ってくるような物だと思う訳です。

投げてよし、固めてよし。だるまを作って良し。

蹴ってよし、食べてよし。飛び込んでも良し。

子供の創意工夫でありとあらゆる遊びが出来る。

その上、そのスペシャル感から、ずっと思い出に残る。まあ、雪国育ちの人だと多少イメージは違うのでしょうが。

こういう時、オモチャ屋は無力だと感じます。

だけど、こういうときに、楽しむ、という感性だけは、大事だと思っています。雪は楽しい。で、日曜日も、朝からだるまを作り、選挙に行きがけに、靴の中いっぱいに雪でぐちゅぐちゅになるまで遊び倒し、息子共々雪を堪能した訳です。

あー、楽しかった。

雪には勝てないかもしれない。でも、こんな、思い出に残るような遊びが出来る物が作れたら、いいなと思います。

やっぱりLEGOが好き。2014.2.8.

やっぱりLEGOが好き。

というわけで、レゴ、ヒーローファクトリーシリーズがついに一般販売に。

いままでのクリックブリックでしか手に入らなかったシリーズと違い、小型のフィグが乗り込むロボットタイプと、その敵という新シリーズ。

でも、テクニックから派生したバイオニクルスの到達点とも言える、このシリーズ、相変わらずのシンプル、且つデザイン製に富み、ギミックも面白い。もう、言うことなし。

一気に全種買いしてしまいました。

そもそも、この2月頭から、LEGOジャパンが恐ろしいほどの種類の、それも低価格商品を一気に市場に導入。

このディフォルメスターウオーズと合わせて、その看板になっているのが、このヒーローファクトリーって訳です。

そもそも、ニンジャゴーやチーマで、男の子向けの定番として復権し始めているLEGO。真面目な話をしてしまうと、日本のオモチャメーカーがだいぶ弱っているこのタイミングでの一気攻勢は実際かなり怖い。

まあ、それはそれとして。

LEGO好きには、安くて面白い商材が手に入るだけでも、嬉しくて仕様がない訳です。

そもそも、LEGOが大好きな訳です。

生まれる前から家に有り、幼児期に飲み込んで排泄した事もある程のLEGO好き。

ヒンジの構造やギアレーション、デザイン、配色、すべてLEGOで学んだと言っても過言じゃ有りません。

海外生活の折り、日本の雑誌に載っている色々なオモチャや新しい変形ロボットを、その構造を写真や設定画から必死で読み取って、手に入る唯一のオモチャ、LEGOで再現する。

そんな幼少期を過ごした事が、今の自分を形成しているのでしょう。

全てにして最高。

今回のヒーローファクトリーも、こんな構造で弾丸射出ギミックが成立するのか、と思うようなギミックや、古典とも言える、虫型のジャンプギミック等、ギミックがいっぱいで、テクニックの構造を活かした組み立て方法は縦横無尽。ああ、至福の一時。

しばらくは、ガンプラははじっこに寄せて、LEGO三昧の生活ですね。

ちょうど、外は雪だし。

 

 

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