株式会社アストレイズ
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『新作』カテゴリーの投稿一覧

ときた先生!いつもお世話になっております!2023.7.30.

漫画家、ときた洸一先生の画集が、この度発売されました。

この度、ありがたいことに、著名な皆様と共に、阿久津さんと私と、コメントをお送りさせていただきました。

感謝です。

思えば。

僕がこの業界で本格的に仕事を始めたのが、コミックボンボンのプラモウォーズ。

大学4年の夏休みにとある玩具開発会社を受け、そのままバイトで入った際に、阿久津さんと出会い、

その後、大学の授業が終わる12月頃に、急に呼び戻され、ボンボンの作例が作れないか、と言われて、なんとなく作ったものが、そのまま掲載されることになり、そのまま年末からその会社に居着いてしまい、4月から正社員になる前から、連載が決まってしまった。

そんな時に、Gガンダムの漫画を連載していたのが、ときた先生。

翌年のウイング、エックスとコミカライズ版を描かれていて、同じ雑誌のお仕事ながら、一番の王道を進まれている、ボンボンのフラッグシップを取ってらっしゃるという印象で。

僕自身がデザインを担当したり、作例を作ったり、作例→イラストで、阿久津さんと一緒に謎のMSVをやったりと、

結構ボンボンでは色々な仕事をさせていただき。

そんな中、なぜか(色々ありまして)私たちがオリジナルのガンダム企画をやることとなり。

デザインは阿久津さん。当時の上司をリーダーに、2年目の僕が機構試作担当として、途中からカラーリングも担当。今も一緒にやっている当時新人の造形担当は、作例担当。右も左も分からないなか、新しいガンダムシリーズを立ち上げるっていう大掛かりな仕事を手がけることに。

これのコミカライズを手掛けてくださったのが、ときた先生。ボンボンのフラッグが手がけることで、G-UNITはボンボンにおいて、まさに表紙を飾れるフラッグシップな漫画に。

本当は、コミックジャパンっていう雑誌の立ち上げのフラッグにもなるはずだったんですけどね。そこは、触れずに。

そんな中、ちょっとした事件が。

劇中に登場する敵のリーオーの作例をボンボン用に作ったのですが、これが評判が良く、ホビージャパンで初めて作例記事を書くことに。

そこで、社内でそう呼んでいたのですが、愛称のつもりで「3バカリーオー」とジャパンの記事に書いてしまい、その件で、バンダイの担当様から、ときたさんが非常にご立腹されていた、と伝えられ、いつかお会いする事があったら、ひらにお詫びせねば、と心に誓い。

とはいえ、直接お会いすることもないままに、G-UNITは完結。その後色々な仕事をしながらも、ときたさんとお会いすることは無く。

しばらくして、ガンダムSEEDの企画が立ち上がり、阿久津と共に、今度は私がリーダーとして参加。企画立ち上げ時の色々なプリプロに参加する中、本編と並行で外伝をたちあげるという企画をすることになり、ガンダムアストレイを生み出すことに。

アストレイってのは、不思議な子で、ある日気づくと、3色になりました。とトリオになったり。

そしてある日気づくと、講談社にいたはずのときた先生が漫画を描くことになり。

すげえ!さすがときたさん!ガンダムのある所にときた洸一ありだ!で、ようやくアストレイの仕事で初めてお会いすることができ、ようやく直接お詫びすることが出来たのです。

それから20年、ガンダムアストレイと共にお仕事をご一緒することになり。

懐かしのG-UNITも新作を作ることに。新作では対談もさせていただき、25年も経って初めて、LOブースターっていうふざけた名前をつけたのが、お互いがお互いを疑っていて、犯人が当時のバンダイの担当様だということが判明。

阿久津さんも僕も、基本、あんまりガンダムにリアルっていう概念を持ってなくて。

面白いおもちゃを作るフォーマットだと思っている節があり。なぜか、コンビになって30年近く経ちますが、そこだけは、最初っから同じ感覚で仕事をしてて。

G-UNITもアストレイも、その僕らの感覚が満載で、正気を疑うようなロボットを次々送り出し、それをガンダムにしてくれたのが、ときたさんっていう感じですかね。

でも、G-UNITの世界観を作ってくださったり、楽しい3バカリーオーという味のある敵キャラを作ってくれたり。

突然レッドフレームの腰に日本刀をつけてくださったり、羽を生やしてくださったり。

ときたさんからのパスのおかげで、今まで生きてこれたキャラクターになってくれた、とも思っております。

本当に、感謝!

本当は、こんな長い話を書きたかったのですが、200字以内っていう話だったので、非常に表面的なことしか言えず。

ただ、阿久津さんはボケ倒した長文を珍しく用意してくれたので、結構なコメント尺を頂いてしまいました。

見本誌もいただきました!今まで色々お聞きはしていたのですが、聞くに勝る仕事の歴史と物量。

次にお会いすることがありましたら、色々教えて欲しいことがいっぱいです!

 

第11期、終了でございます。2023.2.28.

11期も今日で終了です。

びっくりしてます。

この会社も、ついに11年経ちました。

今年は色々ありました。大きな仕事にも関わりましたし、来年へのいろんな仕込み案件にも関わりました。

社内でも色々ありました。色々ありすぎて、年末年始はぐったりしてましたが。とはいえ、新しいスタッフにも恵まれ、会社の平均年齢もググッと下がりました。

今度入る社員に至っては、息子と1つしか年齢が違いません。僕も歳をとったものです。

目標はあと9年かな。

会社が満20年になるまでは、せめて頑張ってみよう。

と、思ってます。

あ、そうそう。12年連続年賀状企画も、来年で最後です。

これが一番嬉しいかなあ。

4月には、30年来の相棒が戻ってきて、新体制になります。

来季もよろしくお願いいたします!

 

電童、出撃です。2020.7.14.

電童です。

ある意味、青春ですね。

G-UNITも、ですが、テレビと玩具が連動する、マーチャンの仕事がやりたい、と

この世界に入ってきた人間として、いきなりバンダイのボーイズトイとサンライズなんていう座組みで、番組の仕事をやることになるとは思わず。

サンライズのとある偉い方に呼ばれて、「ダイノゾーン」のアニメに手を貸してほしい。と言われ、何がなんだかわからないままにお手伝いをして、気づくと、サンライズの企画室から、バンダイからきた謎のロボットのイラストと、それを元にした謎の企画書がきて。

で、阿久津と一緒に電童の長い冒険に出かけるわけです。

色々企画室のスタッフと企画を作って。

バンダイに提出して。

方向性が決まって。

謎の夏合宿。真夏の三浦海岸で、海にも入らずに、オッサンたちが泊まり込みで会議。

で、そこから足掛け2年。

当時26だかだった僕も、番組が始まる時には、29になってたんですね。

初めてアニメの打ち合わせに参加して。

いろんな方と出会って。

アフレコとかも、入れていただきました。

で、放送が始まって。

実は、その時に、食玩を作ってたんですよ。

ギアコマンダーロボ。当時いた会社の、当時の力量では、電動玩具の設計なんてできなかったので。

放送当時自分で関われた商品は、これだけ。

で、時が立って。

ロボットのフィギュアの設計ができるようになって。

で、SR超合金ですね。

自社で電童の造形ができるってのは、感動でしたよ。

で、時がまた立って、三度、電童。

今回、あえて。

阿久津の描く、骨太の電童を狙ってみました。

設定画の立ちポーズイメージで、でも、もう少し力強く。

銀河の電童、のイメージですね。

SRが、北斗の電童、ってとこですか。

しかも、20年たって。

阿久津も僕も、会社も違う。

現場スタッフは若く、本体設計を担当以外の設計スタッフは、当時の視聴者か、見たこともない世代。

そんなスタッフと一緒に、電童ってのは、ってところから、現場総指揮として作る電童。

今回の20周年のロゴを作ってくれたデザイナーも、ずっと一緒に仕事をしている、デザイナーだが、電童の時は拘ってない。そんなスタッフたちと作り上げる、逆に、ストイックに普通の電童です。

発売までに、いろんな仕掛けも考えてます。

発売後にも、いろんな仕掛けを考えてます。

みなさま、よろしくお願いしますね。

 

 

ワタル、配信スタートです!2020.4.10.

いろいろ不安が多い時期ですが。

魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸。本日より配信開始です!

ワタルを見ていたのは、高校生の時でしたね。

長い海外生活から、中学2年の終わりで日本に帰ってきて、すぐにガンダムZZが始まって。

Zガンダムに関して全く知識がなかったので、いまいちわからないまま、終わってしまい、翌年のドラグナーは楽しく見ていたのですが、高校受験前には、テレビからロボットアニメが消えてしまい。

せっかく日本に帰ってきたのに、って時期に始まったのが、「魔神英雄伝ワタル」。

今までにない、全く新しいテイストのロボットものに、あっさりハマってしまいました。

特に、タイムボカン的な雰囲気の敵魔神のデザインにすごくハマってしまい、ノートを一冊買ってきて、

何を考えたのか、1ページずつ順番に、登場する魔神を、8頭身に描き直す作業を始めたり、覚えたての模型技術で、龍神丸をフルスクラッチしてみたり。

そのせいですかね。そもそも、トライダーG7終わりで日本を発ったため、80年代のメカデザインのパラダイムシフトに触れてこなかった僕の描くロボットに、ワタル的なデザインラインが染み付いてしまったらしく。

今回、いろいろな経緯があったのですが、この企画に頭っから関わることになりまして。

いざ、描き始めると、ああ、なんか気持ちよくデザインができるなと。

普段、ガンダムなどの仕事をしている時よりも、仕事がしやすい。

ああ、あの時、手が覚えてしまってたんだなーと。

ワタル、好きだったんですねー。すごく。

なので、今回、1ファンとしても、嬉しいのです。

そして、皆様に新しいワタルをお届けする側にまわれたことも、嬉しいのです。

スタッフ一同、皆様が大好きだったあのままのワタルを、お届けします。

願わくば、短い尺ですが、みている時間だけでも、この不安な空気を吹き飛ばせれば、幸いです。

 

 

 

キャラクターを作る仕事。2019.10.25.

このブログも、すっかり久しぶりになってしまいました。

すみません、なんだかものすごく忙しく、書きたいこともたまっていく中で、今回は、今日筆を取らないとまずいな、と思いまして。

というのも、弊社名義のデザインワークスの仕事、「魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸」がようやく情報公開になりまして。

魂ネイションの平常業務と並行で、こちらの立ち上げを行なっていたため、信じられないぐらい忙しく。

我々アストレイズは、まあ、元来おもちゃ屋な訳で。

とはいえ、日本やアジアの市場では、キャラクターと玩具は切っても切れない関係にあり。

そんな中で、弊社には3人、デザイナーがおりまして。

とはいえ、僕の中では、社員は全員デザイナーである、と考えているのですが、

外部に出すようなスケッチを描く仕事をしているのは、3人。

とはいえ、基本、商品のデザインを行なっていて、それは、ものになって出て行って、形になるものなので、絵がどうこういうことではないと思っております。

とはいえ、作るべきキャラクターがなくなれば、キャラクターそのものを創出するしかないわけで。

で、今回何が言いたいのかというと、3人が3人、それぞれにタイトルを持つ形になりまして。

普段ですと、阿久津さんの名前を前面に出して、阿久津さんがメインを貼るのですが。

例えば、G-ユニット。

ときた洸一先生の手で新章という形で再開になりましたが、こちらはもちろん、阿久津のデザイン。

まだ明かされていない3号機4号機のギミックにご期待ください。なのですが。

もう一人、弊社の新人優秀デザイナーの作品は、なんと。

「重甲機神」台湾のスタッフが作った、台湾製の初の長編アニメーション映画。メインデザインです。

すごいですねー。弊社も、箔付けのために、名前をクレジットさせていただきました。

で、今回のワタル。

しかも、それぞれに、まだ言えない、そもそも言えない別タイトルも進行中です。

びっくりです。

でも、キャラクターそのものが枯渇している現在。何か、話題性になるような、キャラクターそのものを創出していくことで、新しいマーケットがひらけないかと、思うわけです。

そんな訳で。「七魂の龍神丸」これからどんな展開になるのか。

乞うご期待です。

 

ダイアクロン。2016.5.30.

ダイアクロン復活。

世間的には、そういうコピーで出回っている、新商品が発売されました。

近年、大人をターゲットに、という玩具が多い中、そのほとんどが、過去のキャラクターの「凄く似ている」立体物、がほとんどと言えます。

深夜アニメとかのメカやキャラの商品化、というのも、その枠に入るんでしょうかで、だいたい、数字にならない。だから、過去のキャラクターの立体化ばかり出る。

理由は二つ。過去のキャラクターの、当時の玩具に不満を持ったままの、当時のユーザーが未だ、商品を買っている、で、その人口がやたら多いって事と、作る側の判断を下す立場の人間に、そういう年齢の人が多いってことだと思うんですよね。

なので、「遊ぶ」っていう行為は無く、「飾る」っていうのがメインになる。

可動はその為の売り文句としてのスペックでしかない。

そんな中、「遊んでもらう」をメインテーマに、大人向けの商品を作るっていうテーマで作られたのが、このダイアバトルスV2。

その昔、1979から80年代に入る事、当時のタカラが展開していた、ノンキャラクター商品シリーズ。

その前のミクロマンから発展して、より小さな、インチフィギュアと、それを乗せられる乗り物、という切り口で、様々な合体、変形、さらには基地遊びをさせる玩具が発売されました。

タカラのSFトイと言われる変身サイボーグ、ミクロマン、ダイアクロンと続くシリーズは、ギミックに特化した商品と、しっかり作られた世界観。戦わせる悪役も含めた商品展開と、当時隆盛を誇った「マスコミキャラクター」、つまりテレビキャラクターに頼らず、商品その物で世界観を広げて行く、骨太な玩具シリーズです。

このシリーズの後半。実在の乗り物をモチーフにした変形ロボットシリーズがあり、それが、その後のトランスフォーマーへと繋がるワケですが。

そんなシリーズの再生に当たって、今回、タカラトミーの担当の方が考えたのが、「合体遊び」をとことん楽しんでもらう、っていう商品。

とにかく、色々な合体変形遊びを出来、お客さんが自由な想像力で、自分で世界を広げながら遊んでもらえるようなオモチャ。

つまり、「遊び」だけを前面に押し出した商品。

だから、過去のダイアクロンには似せない。それを出来よくするんじゃなく、全く新しい機体を作る。

なので、過去のダイアバトルスではなく、名前は、フックとして借りるとしても、あくまでその新型、という設定で、デザインも刷新。

そこが、今回の我々の仕事だったのですが。

デザインは、ウチの師匠、阿久津さん。

実は、スタジオぬえにつらなる系譜を持つ阿久津さんのデザインは、当時の宮武さんのデザインを、見事なまでに今風に昇華。あと、立体になったときに、非情に密度感の高く、プライオリティの高い立体物になるその芸風が、見事にハマっている。

多分、ガンダムより向いてるって思った。

で、そんなオモチャがこの週末発売され、ずっとネット等でのお客さんの評価を見てました。

正直、玩具が好きだ、と言って買っているユーザーのほとんどが、キャラクターが好きで、その立体物が欲しい、という考え方のユーザーがその殆どだと思っていたので、そういった「フィギュア」を好きな人たちに、「オモチャ」が通用するのか、不安で仕様がなかったのです。

ところが。正直、今のところのリアクションでは、買ってくださった人たちからは、非常に好評価をいただきました!嬉しい限りです。

まだ、遊びってのが通じるんですね。あと、カッコいいっていう単純な概念も通じる。

これは、ある意味、凄い発見かもしれません。

まだまだ日本の玩具市場も捨てたもんじゃない。

そんな気持ちになりつつ、自分でも遊びたくて、宅急便を待っていたのですが、待てど暮らせど届かない。

で、Amazonのアカウントを調べると。

届け先が、会社になってる…!

おお、月曜までお預けかよー!

遊びたいよー!

人のレビューをさんざ見たので、俺が一番遊びたくなってるのに!

面白いオモチャをお預けを食らうってのは、辛い…!

俺に遊ばせろー!

魂フィーチャーズ開催中2016.5.22.

昨日、医者に大量の薬を貰い、寝るだけ寝て復活!

朝から魂フィーチャーズ会場に。

一応、ご挨拶回りをしないとイケナイし、当然、展示も見たいし。

で、ぐるり回って、ダッシュで帰宅。運動会疲れで昼まで寝ているであろう息子が起きる前に、なんとか帰宅できないかと、ひた走る訳です。

で、一応、こいつらの紹介だけ。

ついに、立体化のパワードレッド。デザイン、全然違ってますけどね。

初立体化なのに…。

でも、自分でも大好きなキャラなので、嬉しさ一塩。

もひとつ。

ブルーフレームフルオプションセット。

四角いミサイルランチャーに、こんだけディティールを足せる阿久津さんのセンスに脅威。

こちらは、コンバージで先にやってしまいましたね。でも、新しい要素満載です。

ミサイルランチャーとバズーカが2つずつ着いているので、こんな事も。

ああ、すごいですね。あの、亜流の筈のアストレイが、こんなに出るなんて。

頑張れ、METALBUILD開発班!

僕は他人事だ!

応援はするぞ!

あと、たまに口を出すぞ!

でも、手伝わないぞ!

頑張れ!

METALBUILDアストレイレッドフレーム、発進!2016.3.26.

なんか、宣伝ばっかり。

やらしいですね。

でも、嬉しいんですよ。こればっかりは、言わせてください。

アマツの時も嬉しかったんですけどね。あいつは、まあ、出オチみたいな子ですし…(笑)

レッドフレームって、スタンダードな感じで、超合金になった!って感じが凄くするんですよね。

嬉しいですよね。ホント。なんだかんだ言って、思い入れのあるロボットですよ、こいつは。

阿久津さんらしさ溢れる、一度見ると忘れられないデザイン。ああ、仕事って考えると、一番絵を描きたいくないロボットナンバー1ですけどね。

でも、METALBUILDに関しては、基本、社内のスタッフに任せっぱで、マーキングぐらいしかやってないので、バンダイ様からいただいたサンプルも、阿久津さんと、開発担当にお渡ししたので、僕は素直に、Amazonで購入。で、

フライトユニットまだ届いてない…。かなしひ。

あと、今回は珍しく、グレートメカニクスで、阿久津と、開発担当の菊池と一緒にインタビューに出てます。

ただ、申し訳ありません、収録できない内容だらけで。

収録中は、猛烈なブッチャけトークで、凄い盛り上がりだったんですけどね。まあ、アストレイの誕生秘話は、色々な黒い歴史の中にどっぷり埋まっていて、世間の方々に伝えられない事だらけなもので。

ただもう少し、阿久津さんの巧妙なボケと、僕の的確なツッコミが披露したかったですね。

だいたい、普段から、阿久津さんと話す時は、殆どさんまのお笑い工場委員会みたいな状態で。

変幻自在でかつ、唐突な、天才的なボケの数々に、的確に突っ込みを入れなくてはならない。それがもう、独特な緊張感で、楽しいんですね。とっても。

なので、その辺の雰囲気が少しでも伝われば、

そんなワケで、日本一幸運なガンダム、ガンダムアストレイレッドフレーム。

本日発売。

お財布に余裕があれば、是非。

 

 

 

 

 

小さいけど、名前の出る告知が出ていたので…。2016.3.25.

アートストームさんとお仕事をする案件がありまして。

とある古馴染みの開発マンの方が、アートストームさんにいらっしゃって。

それで、阿久津のデザインで、こいつをブラッシュアップしつつ、商品化したいって。

可変もの。

そりゃね、世代ですから、嬉しいですよ、コヤツに関われるのは。

ついに発売です。

EX合金ガーランド。

つい、宣伝しちゃいました。

バイク大好きな阿久津が、徹底的にリファインしたデザインを、出来る限り忠実に立体化しつつ、なんとかギミック的にも成立させた、苦難の塊です。

でも、僕はね、自分の好きな物を、好きだからってんで作るのは好きじゃないので、あくまで、ギミック屋として、そういう難しいギミックを実現するかかりに徹する訳です。

いやがる設計マンをなだめ、都度都度問題の出る部位に解決策を提示し、形状が再現しきれない部位を阿久津に説明し、理解を求め…

だって、バイクのフォルムが変わっちゃったので、普通のガーランドの変形が成立しなくなっちゃたんだもん…。

でも、関われた事にはおおいに感謝。

ちょっと、値段は張りますが、満足いただける代物になっているかとは思います。

気楽に、お手元に、とは、言えないですよねぇ…

 

すみません、まるで宣伝ですが…2015.8.25.

仕事柄、色々なメカデザイナー様とお仕事をする事が有ります。

このところでは、やはり、大河原先生の、大河原邦男展の画集に、「大河原邦男WALKER」、「メカニックデザイナーの仕事論、ヤッターマン、ガンダムを描いた職人」と、立て続けに著書が出ていて、非常に勉強になります。

まあ、そもそもこの人に憧れて今の仕事をしている私としては、今まで出ていた画集も押さえてますし、方々のインタビューも、いちいち拾って読んできましたし。ご本人に直接お伺いした事も含めて、何度も読んで来た内容の再確認でしかない部分も有りますが、やはり、スゴイ人です。

そんな中で、今回ご紹介するのは、これ。

やまだたかひろさんの画集「メカニカルデザイン解体新書」。

この人もまた、スゴい人です。

世間的には、ライジンオーをはじめとした、エルドランシリーズで有名な方ですが、実は、仕事の幅は非常に広く、玩具、ホビー系の仕事もされている上、そちらの方向性に対しても、そもそも非常に造詣が深い方です。

そもそも、昔「GEAR戦士電童」という作品で、サンライズ側のデザイナーとして参加されていて、そこで初めてお知り合いになったのですが、その後色々と現場でご一緒する機会があり、私から仕事をお願いする事もちょこちょこ出始め、最近はガンプラのパッケージイラストなど、ご一緒させてもらったりしています。

まず、人としてしっかりされている。これが、凄い。

で、立ちポーズが上手い。

しかも、1枚絵も、凄く上手い。

線が綺麗なんです。

で、デザインも上手いのですが、それ以上に、仕事の条件付けの中で、きちっと条件を守った上で、最大限のデザイン付けをしてくださる。

その辺の安心感がスバラシい。

まあ、とにかく、一度手に取って見てみてください。

デザインの勉強をする上で、非常にいい参考書になっています。

今度仕事お願いするときには、本にサイン貰うんだ。

 

ちなみに、先日発売になった、SDBFの「紅武者」

これ、ビルドファイターズ版のアニメ用デザインは、寺島さんなのですが、実は、「超戦士ガンダム野郎」当時に、やまださんがデザインされたキャラクターで、今回パッケージイラストは、満場一致でやまださんご本人が描いてくれました。

そう聞くと、なんか、欲しくなるでしょ。

そんな仕事のディレクションをさせていただく機会をいただいた事にも、感謝。

 

 

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