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2014年3月の投稿一覧
さらば旧PC2014.3.31.
いよいよ消費税増税。
そのまえに色々と会社の備品の購入を。
そんな事を言っているうちに、PCが不調に。
mac book pro 13.5 inch。
前々から、二つあるUSBポートは完全に片肺なうえ、残った一つも咳き込んで、こうして文章を打っている間も、E-MOBLEが点滅するありさま。
購入してすぐの時にも、一度両方のポートが行かれて、マザーボードを入れ替えた曰く付き。
ピーター-パイパーか俺は。それはマザーグースだっつうの。
閑話休題。
で、色々悩み悩み、浅草の某社の帰りに金曜日、月曜日とアキヨドに通って、いろんな人に電話をして、結果。購入を決意。
mac book pro 15 inch。バージョンアップ!
とはいえ、このマシンも、前の会社を辞めた翌日に早々に購入し、今までの仕事から売り上げまで、すべてが入った、まさにアストレイズの頭脳そのもの。本体とも言えるマシン。
すべては、このマシンから始まったのです。
そんなマシンと、ついにお別れ。
まあ、仕様がないですよね。
アストレイズも3年目、人も増え、仕事も増え、ますます社長として頑張らなあかん、って時ですし。
もっと自分でも仕事いっぱいしなきゃあかんなあと思っている訳で。
そんな訳で、こいつはこいつで、修理に出して、サブマシンとして、今後も頑張ってくれるでしょう。
なので、今は、さらば、です。
お疲れさま。
色々新作。2014.3.26.
今月の模型誌。
HJの表紙にZガンダム。
色々言いたい事は有るけど、なんか、一応自分の成果物が表紙になっているのはうれしいことです。とは言え、オーダーを満たした結果が良かったのかどうかは分かりません。色々悔いが残るところ。
ギアスの紫電。
1年ぐらい前に描いたものですが、こういうのは好きです。ヌンチャクがお気に入り。色もいい感じに仕立てて頂いていて、感謝です。ギアスのメカは、このぐらいの線の多さで仕上げるのがいいですね。すっきりしている。
電撃HMは、阿久津の仕事。
ブルーフレームD。
前も色々描きましたが、Z同様、オーダーをこなした結果が良かったのかどうかは、色々悩むところです。新しいギミックを足した事で、取りあえず、形になったかなあ、と思ってます。
電撃にもう一個阿久津の仕事。
これは、内緒です。僕だけにやにやしています。
本当は、仕事ってのは全て、クライアント様の持ち物なので、外にこうやって言えるものではないのですが、一応、名前をクレジットしていただけているものだけ、紹介です。
本当はもっと色々あるんですよ。
言わないけどね。
武者メタル。サイコー。2014.3.22.
25年待ちました。
ようやくの立体化。
武者メタルです。
「魔道王グランゾート」の主人公の一人、ラビのお母さんが正体を隠して現われた時に乗って来た、ヘルメタルのバリエーション(?)機。
前作の「ワタル」が「お父さん」をテーマにしていたのに対し、「お母さん」をテーマにしていたグランゾート的には、非常に重要なキャラな訳です。
まあ。劇中の設定も、それはそれで良いのですが。
なんといってもデザインが良い。
グランゾートのメカは、どれをとっても秀逸。私的には、アイアンリーガー、ボトムズと並ぶ、大河原デザインの頂点の一つだと思ってます。
その中でも、元になっているヘルメタルは、大河原メカの5指に入る屈指のデザイン。そのデザインの素晴らしさを十二分に活かしているのが、この武者メタル。
ヘルメタルの基本フォーマットそのものが出来がいいので、見事な要素の組み替えで、鎧武者のカブトから、ロボットに変形。クワガタがそのままロボットモードの頭に来るあたり、隊長機角がそのまま頭に来るヘルメタルのそもそもの出来の良さが伺えます。
しかしまあ、番組はやや不調で、1階層分ふっとんでしまい、打ち切りの憂き目に。そんな中で、商品化を期待していた武者メタルは、立体化に恵まれる事も無く、かれこれ25年。
メガハウスさんありがとう。
大河原さんの最大の魅力であり、本質である、シンプルかつ大胆なギミックに対し、やや機構を難しくしすぎてしまっている当たりがやや残念な部分も有りますが、とにかく初の立体化。
めでたい!
あとは、ヒドラムか。
いいですよね。グランゾート。
最高です。
サーベイガーとかも欲しいな。
欲しいな。
手足のバリエーションがいっぱい入っているやつが良いな。
後半の2段重ねのやつとかも欲しいな。
欲しいな。
ああ、タカラの魔道銃を探さなきゃ。
また、探すオモチャが増えた…。
エフェクトパーツ2014.3.22.
先日、エフェクトパーツの元祖について話をしましたが。
春分の日の21日。長谷寺の弁天窟目当てに、家族で鎌倉に足を伸ばした先で、見つけてしまいました。
不動明王像。
ああ、これですね。エフェクトパーツの元祖は。
そういえば、キリスト教の宗教画とかでも、後光をイラスト化していますよね。
仏教神の仏像は、そりゃあもう、エフェクトパーツだらけな訳ですよ。
そう考えると、日本には昔から、形状のないイメージを立体に置き換えるという概念が存在したのですね。
いやあ、奥が深い。
まあ、そんだけなんですけどね。
変形合体はロボだけじゃない。2014.3.20.
合体変形、というと、ロボットTOYばかり思い出されてしまう昨今。
しかし、合体変形TOYの雄と言えば、やはり、なりきり武器でしょう!
まあ、ロボは大好きなんですけどね…。
戦隊ものでも、ダイナマンの昔から、銃と剣を兼ねる武器が。宇宙刑事もシャイダーからはなりきり武器が登場し、もはや伝説の「ビデオビームガン」シリーズを生み出す訳ですよ。
で、チェンジマンのパワーバズーカ、フラッシュマンのローリングバルカンの登場から、武器は本格的に合体する様になるのですが、なにが良いって、何と言っても、大きさですよね。
合体武器は大きい。
プラの成型品としては、それはオモチャなのかい、というぐらい重たい。
かくいう私も、その昔、オッサンが銃に変形したり、今でこそ有名になった赤い社長が斧になったりするオモチャを作ったときに、中国の工場で色々なりきり玩具を作る上でのレクチャーを受け、それから興味を持って集め始めたのですが、息子が小さかった頃には、次々オモチャ部屋から獲物を持ち出され、振り下ろされる「剣」やらなにやらを、必死でエクシードラフトの盾や、グリットマンの盾で防いだものです。
大きさの最大級で言うと、まずは、バンダイのマックスキャリバー+ギガストリーマー。1メールを雄に超すボリューム感は、まさに圧巻。
ただ、此処で一押しなのは、なんといってもツインエッジゴッドゲキリュウケン。
とにかく長い。ぶっちゃけ、子供の身長ぐらいある。
しかも、これが劇中ギミックではなく、商品オリジナルのギミックで、それだけの為にジョイントが付属する。
いやあ、わかってるよねえ。流石はタカラ。
劇中は、マダンダガーとゲキリュウケンをつないだツインエッジゲキリュウケンのみ登場なのですが、やはり、剣は上下につなげたいですよね。
しかもこれに、アルティメットドラゴンを合体させた日には、子供では支えられないほどの重量、
すごい、凄すぎる!
いいですね。大きいオモチャ。
ゲキリュウケンは、それだけでご飯が3杯は食べられてしまうほど語りたい事がいっぱいあるので、また別の機会で。
ちなみに、こんな話を急にしだしたのは、コイツを入手したからです。
まあ、偶然見かけたからってだけなんですけどね。
でも、戦隊の武器を一通り集めるのも、楽しいかも…。
ああ、いかんいかん。
プラモウオーズの思ひ出2014.3.18.
ビルドファイターズもいよいよ大詰め。
そんな中。
色々頑張ったコロコロのビルドファイターズ漫画も、今月号で最終回。
ああ、悲しひ。たった半年の連載なんて…!
これじゃあ、新たな少年モデラーの育成もかなわないじゃないですかっ!
ああ、あの頃は。
ボンボンの頃は良かった…!
そんな訳で、プラモウオーズの思い出、って訳です。
デビューは大学4年のとき。卒業制作終わりで、お金がすっからかんで、夏にバイトで入った前の会社にふらりといって、仕事ないっすかー、と顔を出して、貰って来た仕事がコレ。
最初に作ったのは、ドラゴンガンダムに、龍頑駄無、白龍大帝のパーツを着けた、なにか。あと、デビルガンダムと飛駆鳥大将軍を混ぜたやつ。
で、すぐに、リアル號斗丸。
いやあ、楽しかった。
それから足掛け3年。色々作らせていただきました。
ガンダムを作っているつもりは、毛頭なかったですね。ただ、自分が思うカッコイイロボット、楽しいロボットを自分で作ってみよう!という勝手に決めたテーマで、ウイングガンダムを3段変形させたり、分離合体にしたりと、やりたい放題やってました。
でも、おかげさまで、ガンダムの配色でやってみたかった色々なパターンも研究できたし、そもそも塗装技術も上がったし。ギミック考えるのは楽しいし。
なので、G−UNITなんかも、基本、ノリは一緒ですよね。
いつもテーマは、遊べるプラモ。
阿久津さんは、相変わらずそういう感じでガンダム描いてますけどね。
その辺の考え方の一致が、そもそも長くコンビをやる要因になってるでしょうね。
なので、バトルアームアームズのレビューは、なんだか非常に楽しかったですし、ビルドファイターズ絡みのお客さんの作例は興味深いです。
やっぱり、既存概念にとらわれず、お客さんが自由に遊んでなんぼでしょう。プラモデルは「素材」なのだから。
まあ、今の小学生に遊ばせるには、価格がやはり厳しくなってしまったなあ、というのが、ちょっと本音ですけどね。
でも、小学生がわきゃわきゃ遊べるプラモデルが作れると楽しいですよね。
妄想力は、子供のうちに養わないと。
また、どこかで作例連載したいなあ…
ガンプラバトルアームアームズ2014.3.14.
というわけで。
ガンプラバトルアームアームズ。
今回こんな仕事ばっか。でも、これは楽しかった。
アームがいっぱいのものを、一つの機体としてまとめる。
付属品はそれぞれ固有のパーツとして使える様になっていて、ユーザーが自由に使える。
で、変形する。
いやあ、ホントは、ネタバレをしてみたかったのですが、既にどこかのレビューサイトで、バレてしまっているようですね。
でもまあ、とてもオモチャくさい、我々らしい商品になったのではないでしょうか。
お客さんの自由な発想で、色々なプラモデルと絡めて遊んでいただければ、幸いです。
ぜひ、プラリーガーハートを燃やしてください。
ディープストライカー?マジで?2014.3.7.
マジで?
次のアイテムの話を貰った最初の反応は、そんな。
そんなわけで、ガンダムコンバージEX.
2592円にて、六月発売。
2592円のラムネの、オマケです。
なにをいまさら…。
自分が関わって立体化する事はまず無いな、と思っていた矢先のビックリアイテムです。
デザインをする阿久津も、原型を担当した弊社設計マンも、商品仕様を丸投げされた、過去に商品化実績がある弊社開発マンも、みんなあんぐり。
でも、良く頑張りました。
コレ、コンバージ?と言いながらも、出力の仕上げをしてくださったフィニッシュ担当も、よか仕事でございました。
ボクですか?
ガンバレー。
応援は、心の栄養剤です。
そんな訳で、コンバージディープストライカー、発進です!
ぜひ、お手元に。
がんばれー
おまえはAULDEYの回し者か!2014.3.5.
まあ、気になっちゃったんだから、仕様がないじゃないですか。
面白いオモチャなんですよ。
「神魄ZINBA」
まあ、いわゆる爆丸的な、商品で、ポップアップ変形で変形し、搭載された六角の遁甲盤のようなダイスが変形と連動して回転。その目でバトルするって遊びをする感じらしい。
とはいえ、ルールはよくわかりません。なにせ、中国語は読めない。嫁さんが多少かじっているので、日本語の感じへの変換は可能なのですが。
で、なにが良いって、カード的な形状から、スイッチで跳ね上がって動物に変形するギミックが良い。
で、ここで、そんなの簡単ではないか、と考える人もいるでしょうが、爆丸は、実は、磁石がその最大のポイントで、スイッチを兼ねる磁石が、変形時に発生するモーメントを引っ張って、転ばなくするから変形が出来る訳で、
どこにも固定されていないものを、スプリング一気に変形させると、いわゆる「コケる」のです。
先日もそんな試作を作っていたのですが、人間の手の中で変形させる物は、人間が支える事で、モーメントを吸収するので全く問題はないのですが、床において自動的に変形させる場合、非常にそこが難しいのです。
ところがコイツ、例えば、添付した主役らしきキャラ。4つの足がバラバラのスプリングのベクトルで一気に変形して、跳ね上がって4つ足で立つのです。それぞれの回転半径、ベクトル、パワーバランスを合わせてないと、実は4つ足だから立ちます、という調整は難しいのですね。
横にも転びますし。
それが、確実に機能する。
何種類か試してみましたが、たまに、ブレが有るものもいますが、かなり安定している。
安定している、というのは、試作技術、生産技術が高いという事の裏返しな訳です。
スゴイ。凄いぞAULDEY
いや、国産の爆丸も好きですよ。
ですが、こういう細工物的な商品を中国メーカーに作られてしまうと、中々心苦しい訳です。
ああ、日本のオモチャの優位性が失われていく…!
こんなんじゃダメだ!
我々ブレインが頑張って、日本らしいオモチャの火を消さない様にするのだ!
などと思いつつ、今日もまた、中国のオモチャを大喜びで開封している私がいるのでした…。
ダメだこりゃ。
アメリカから来た恐竜2014.3.2.
少し古いオモチャですが、ずっと探してました。
SWITCH AND GO DINOS
日本のアメトイショップは、まあ、マニアに向けた商品ばかり置いてあるので、いわゆるアクションフィギュアと呼ばれる一部の商品ばかりがあります。
逆に、輸入玩具、という店舗だと、幼児向けのプリスクールトイばかり。いわゆるアメリカの本質的な意味での玩具、は輸入されにくいのですよ。
ただ、アメリカは、さすがはモンスターマーケット。日本に来ない様々なオモシロ玩具が無数に有る訳ですよ。
2度ほどアメリカの売り場を見学(狩り?)に行きましたが、そりゃあもう、夢のような世界でございまして。
そんな中、最近amazonの中のショップで、海外から商品を輸入してくる業者が増え、こないだようやく発見した訳です。
で、取りあえず金銭的な問題も含め、入手できそうな分だけでも、購入。
これが楽しい。基本は、乗り物から恐竜に変形。
このメーカーVteckさんは、電子教育玩具を得意とする、比較的プリスクールトイのメーカー。
その技術の粋を尽くして、すべてのビークルのコクピットが、液晶で再現されていて、運転手が表示。
運転手の表示も、スイッチ操作でキャラクターを変更可能。
転がしで走らせると、効果線が出て、エンジン音とともに走行音が。その他の音声や、メーター類表示等で、車遊びを演出。
で、恐竜に変形すると、液晶が顔に来て、目の表情を作る訳で、目の形も、スイッチで切り替え可能。音声に連動して目の表情を変化。
よく出来てる。
でも、一番のポイントは、シンプル且つダイナミックな変形パターン。
まずビークルモードが良い。こういう低年齢向けの商品の於ける乗り物のデザインでは、アメリカの玩具デザインは間違いなく世界最高峰でしょうね。
で、それが非常にシンプル且つ、ダイナミックな変形で恐竜になる訳です。
ヒンジはいちいち頑強で大きく、無理な負担のある部位は見当たらない。非常に安心感のある作りながら、安っぽさはまったくなく、作りは非常に良い。
で、なんといっても、大きい。ブラキオサウルスで、ビークルで50センチはある。それが恐竜に変形した時の大きさたるや。
大きい玩具は良い。
最近日本では見かけない、作りがよく、なおかつ大きい気持ちのいい玩具。
いいですね。正直、巨大マーケットであるアメリカだからこそ出来る商品でしょう。うらやましい限りです。
こういった商品に関われると、楽しいでしょうね。
出力代、いくらかかるんだろう…。
ウチの機械には入らない気がする…。