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意外な出会いが一番面白い。2016.1.20.

あんまり期待していなかったけど、とりあえず触っておくかなー。ぐらいで買ってみると、意外と面白い、というケースが、玩具には多々有る。

レビューとか見て知っている気になるのは、あまり好きではないんです。

玩具ってのは、触ってOH!ってなって、初めて楽しい物ですし。

そもそも、触って遊ぶ事が、玩具の一番大事なポイント。

なので、色々手の出せるレベルでなるべく商品には触ってみるのですが、そういうびっくりは、そんなにちょくちょく出会う訳でもないのが、難しいところ。

そういう体験が、一番インスパイアされるので、大事にしたいのですけどね。

そんなわけで。

こんな玩具を買った。

ブルマアクのジンクロンジュニアのボスパルダー。

「ブルマアク社」の合金トイカテゴリー「ジンクロン」低単価シリーズ「ジンクロンジュニア」の「ボスパルダー」というロボット。

難しいですね。通じる人には上の表記でも通じるのですが、一応、細かく。

このボスパルダー、好きなんですよ。多分、一番好きなロボット。いわゆる、刷り込みですけどね。マシンブラスター大好きです。

で、このロボット、当時のメイン商材は、「タケミ」というメーカーの出していた「ビッガー合金」というシリーズだったのですが、当時は、様々なメーカーが同一のキャラクターの商材を展開していて。ソフビの雄、ブルマアク社も、当時ダイアポロンやガンバロンで、合金トイを展開していて、こちらでも参戦、というわけです。

ボクとしては、昔の玩具ってのは、キャラクターは時代を反映する物だ、と思っているので、そのとき売られたものに一番その背景が詰まっていると思っておりまして。

で、出来る限り、そのキャラクターのフラッグシップ商品を購入する様にしているんですね。

まあ、当然、ビッガー合金は4体そろえましたとも。幼少期からの夢でしたから。まあ、夢でしかなかった、ぐらいの商品でしたけどね。

で、最近は、プラデラ、とかSTDとか、所謂低単価周辺商材に興味を抱きまして。

フラッグ商品は、各メーカーのどちらかというと技術アピールなのですが、低単価は、アイデア勝負。なので、面白ギミックに出会うチャンスが多いのです。

そんななか、なんとなくオークションで見つけて、「あ、ボスだ」「そんな値段着いてないや」というノリで入札したら、落札しちゃったって言うこちらの商品。

ジンクロンも、ダイアポロンとかは持ってはいるのですが(こちらも衝撃的な商品でしたが…)ダイアポロンとかでも、このファンが入ったジュニア版が有るのは知っていて。

多分、胸にゼンマイ的な物が入っていて、ファンを飛ばすんだろうな、ぐらいで思ってたんですね。

で、手元に届く(職場)。

開けてみる。手にとってみて、何とも言えない造形と、設定と似てない色ににやりとする。とりあえず、ファンを飛ばしてみようかと、背中を見ると、大きく穴があいていて、ABSのナチュラルカラーの構造物が見える。

さて、なんだろう。なかのものは回りそうな構造をしているが、リューズ的な物が無い。

付属物は、ファンとその予備、黄色いバッチ。あと、青いなぞの筒。

おかしい。なんらかのロスト品だったのだろうか。

参ったな、飛ばせない。と箱を詳しく見る。

ビュンビュンアクション?ビューンと音をだして飛ぶ。音。ファンが立てる空気を切る音だろうか。右上に、なぞの筒を付けた画像が。

説明を読むと。

「部品を付けて、口で吹きます」

口で吹きます?

どういう事だ?

とりかく、言う通りにしてみる。

びゅいいいいいいいん!

すげえ音を立てて、ファンが飛び出した!

すげえ!

楽しい!

あの内部構造は、音を立てる為の装置だったのか!

笛ね。笛。合金製のロボットに、笛を鳴らすギミック。

意外すぎる。ちょっと感動。

ああ、でも、今はこれ作れないかなー。口に含むのはいやがられるしなあ…。

昔、アメリカで売っていたワンピースのゾロなりきりセットには、マウスピースの着いた剣が着いてたのになあ。

玩具って、自由な環境で自由な発想で作られるのが、いいなあって、思いました。

 

 

 

 

 

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