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BOTBOTS ボットボッツ、ツッボです。2019.5.7.
ハズブロ社のトランスフォーマー。
日本でも、知らない人はいないぐらい、有名なコンテンツです。
そのトランスフォーマー。日本ではあまり知られていない展開をしています。
それが、低年齢向け展開。
映像コンテンツにもなっているレスキューボットや、音声遊びに特化下オールスパークテック、スプリングを使った走行遊びの可能なエネルゴンイグナイターズなど。枚挙に尽きないぐらい。
で、そんな中で近年の玩具市場を明確に分析し、昇華したのが、今回のシリーズ、BOTBOTSです。
商品のテーマは、裾野の開拓。小さくて安くて買いやすい。しかも、ユーザーは男女問わない。
年齢幅も広く、今までトランスフォーマーを触ったことのない人を取り込むのが、その商品の目的なのでしょう。
推論ですよ。
で、分析にかけられた商品が、まず。これ。
ショプキンズ。2年前ぐらいにアメリカを席巻した、ニューカマー。市場での玩具の価格帯を一気に引き下げた、低価格コレクショントイ。お店にあるものを全て、キャラクターにしたミニフィギュアを集めるっていう、シンプルなコンセプトが女児に受け、大ヒットに。これで、アメリカでの玩具の最低基準が下がったとも言えます。
続いて、近年のヒット。
今年、日本でもヒットした、LOLサプライズ。表層の皮をめくっていくたびに、様々なアクセサリーが出てきて、
最終、どのフィギュアが入っているかわからない、当てものですが、当てる段階に目をつけた商品で、新たに、サプライズトイというカテゴリーを築きました。
そんな二つを、ピコ太郎のように合体させ、トランスフォーマーにしちゃったのが、
この、ボットボッツってわけです。
身近なあらゆるものが、変形してポップなキャラクターになる。
しかも、小さく安く、クローズドになっていて、サプライズ要素もある。
完璧でしょう。
で、このパッケージが秀逸。
こんな感じのクローズドのブリスターで。
裏側をめくって、表から丸の部分を押すと、紙を破って中身が出現。
開封する行為そのものが遊びになっている。
ああ、なんと至福の時間。まさに、駄菓子屋のクジそのまんま。
ただこれ、日本に入ってこないんですよねー。
日本では、トランスフォーマーといえば、ややハイターゲット玩具なイメージがついてしまっていて、絵画でもやや上めのターゲット商品しか入ってこない。
この辺が、日本の市場の悲しいところですねえ。
ボットボッツ、最近一番ハマりました。
こんなおもちゃ、日本でも作りたいですね。

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