株式会社アストレイズ
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3年ぶりの社員旅行です。2023.2.25.

3年目ぐらいからだったか。コロナになる前は、毎年行っていた社員旅行。

コロナになって、一度、日帰りで横浜ガンダム見に行くツアーを敢行したものの、移動のバスの中は飲食禁止、会話禁止という厳重な状態で、盛り上がりも乏しく。

去年は10周年なのに、旅行そのものを見送ったのですが。

今年は復活です。

本当は、10周年で行こうと思っていた海外旅行を今年こそ、と考えていたのですが、色々準備不足や、ちょっと周辺の事情もあり、来年に持ち越しに。

その分、今年は絶対に楽しめる旅行にせねばと、一応若手を幹事には立てつつ、自ら旅先をある程度指定しました。

そう。目的地は、おもちゃのまち、栃木!

大好物のサロンバスにて、移動頭っから宴会スタート。

そんなわけで、まずはおもちゃのまち駅にある、バンダイミュージアム。

主にバンダイの色々なおもちゃが展示されている、かなり規模の大きい博物館です。

で、昼食を挟んで、さらに立て続けに、

壬生にあるおもちゃ博物館に。ここは、当時この辺りにあったおもちゃ団地と言われる、おもちゃ工場の集まりの方々がおもちゃ工場団地の解体を受け、歴史を残すために作った博物館。中は、子供たちが実際に遊べるコーナーを中心に構成された、最高のスペース。展示されている玩具の種類、内容共に、多分、日本で最高の博物館です。

そこからいい感じの温泉旅館に。

やはり、旅といえば温泉。栃木といえば温泉。那須といえば温泉。

で、翌日。

あの伝説の、殺生石(割れてる)を見物に。

かつて、那須与一に追われた九尾の狐が封印されていたという。殺生石。近づいた動物を殺してしまうような瘴気が未だ出続けている、と言われていた岩が、先日、真っ二つに。これは。いっぺん見に行きたい。

封印の岩が破れたってことは、さて、中身はどこに…?

で、次の目的地は、大谷記念館。

かつて、その堅牢さと加工のしやすさから重宝された、大谷石。この大谷石を切り出し続けた坑道跡地が、記念展示。

まあ、遺跡、ですよね。中は、ライティングやら、謎のオブジェ展示やらで神秘的感を演出。あまりのいい感じの雰囲気に、実は、音楽ビデオのシーンやら、CM撮影やら、特撮の遺跡のシーンやらで結構皆様の目に触れる機会も多い施設。ただ、中が寒い!

あとはもう、宇都宮餃子の餃子祭りやら。道の駅で大騒ぎやらで、

東京に着く頃には、一部の剛のものを残し、かなりが眠りの世界に。

いやあ、楽しかった。

バスで大騒ぎしながら、移動先でも大騒ぎ。

騒がしい集団でした。ご迷惑をかけた方がいらっしゃったら、ごめんなさいね。

幹事くんもお疲れ様でした。

そんなわけで、来年こそ、10周年(12周年)記念、海外旅行を目指します!

 

あけまして、おめでとうございます!2023.1.1.

昨年は色々お世話になりました。

毎年、仕事納めにはブログを上げていたのですが。

最近忙しすぎて、なかなか対応ができず。

去年も、色々なおもちゃを皆さんにお届けできたのではないかと思っております。

今年もまた、面白いもの。びっくりするようなものを、皆様にお届けできれば、と考えております。

そんなわけで。

来年もよろしくお願いいたします!

盲虎ってコマ2022.10.10.

大ヒット中のNHKの大河ドラマ、「鎌倉殿の13人」。

私も毎週楽しくみております。

さらに、私の奥さんがさらにハマってまして。

大学で源実朝を研究していたぐらい。なので、家にもそういう本がいっぱいありまして。

ドラマを見た後に、よく関連する資料を見ていて、そんな中、鎌倉時代の史跡から見つかった当時の玩具という写真を見せてもらったのですが。

それは、将棋のコマなのですが、表記されている字が、見たことない名前のコマで。

それなりに将棋を嗜む私としては、気になったので調べました。

そしたら、このぐらいの時代に、日本独自の発展を遂げた、

「中将棋」という、今よりも遥かに多いコマの数で行う将棋があったとのこと。

調べていくと、さらには、大将棋というのもあるらしい。

それぞれこんな感じ。

まあ、細かいことは、皆さんでも調べてください。

韓国や台湾に行った時に、大陸式の将棋も見たことがあったのですが、

よもやこんな面白そうなものが日本にもあったとは。

何から知識が見つかるか、わからないものですね。

とはいえ、このコマの厨二病のような名前。

今度なんかのキャラクターに使おうっと。

 

サッカーボール消しゴムは宇宙です。2022.8.24.

ふと、通りすがりの文房具屋で、今流行りのカラフル消しゴムのワゴンを見つける。

一緒にいた若手の社員と物色していたところ、

もうだいぶ昔になくなったと思っていた、サッカーボール消しゴムを発見。即購入。

この仕事について20?そろそろ30年ぐらい?

とりわけ、商品のパーツ構成をすることが多い私ですが、頭の片隅にずっとあったのがこれ。

サッカーボールってのは、基本、正五角形の五つの辺全てを正六角形で囲んで閉じることで完成する多面体。

なので、概念的には、正五角形と、正六角形で作ることになるのですが、

このサッカーボール消しゴム。

基本形となる、正五角形を正六角形で囲む構造は上下にあるだけで、二層目は五角形だけの構成物。中央は六角形だけの構成物で、バラバラだと、ボールの構成物に一瞬見えない。これが、組みあわさルト、見事にボールになる。非常に美しい。

基本の構成を見せる部分では見せつつ、ダイナミックな分割で、組み合わせると、予想外の形状が浮かび上がる。子供の時、これを何度もバラしては組み立て、を繰り返してました。

この、子供の頃に感じた、組み立てていて おお!という感覚は、自分が作る商品にはいつも大事にしている部分ですね。

そういう記憶ってのは、ずっと残っているもんです。

最近は、こういう おお!を感じる物が少なくなっている気がします。玩具ってのは、いつも想像力を掻き立てて創造を湧出させるものであってほしいですね。

 

おもちゃショー2022開催です2022.6.15.

おもちゃショーです。

待ちにに待ちました。

大学生の頃から行ってたので、30年ぐらい通ってたでしょうか。

一度、3月のおもちゃショーがなくなり、横浜で一度謎のイベント形式で行われたやつを挟んで、

復活。それが、コロナで2年も行われず。

ついに復活です。

まだ、一般の方を入れるレベルには達しておりませんが、

来年にはきっと。

今からワクワクです。

仕事が手に付かないー!

アストレイズ、10期終了です。2022.3.1.

今日で、アストレイズ10期終わりました。

阿久津ともう一人で3人で、小さな会社のお隣を借りて細々と始めた小さな会社も、今や13人の大所帯になり、

フロアも2フロア使う規模になってしまいました。

それが正しかったのかどうなのか、よくわかりませんが、流れるまま、お客さんの要望に答え続けてこうなってしまいました。

いろいろありましたねー。本当なら、コロナさえなければ10周年海外旅行!とか豪気に行きたかったのですが。

まあ、今のスケジュール感考えると、それどころじゃなかったですけどね。

会社は15年続くと本物、と、会社を作った時に聞きました。

自分の一番大事な目標にしてますので、まだまだ先へ続けていきます。

その上で、次の10年の目標は、誰かに会社を継がせることですね。

代替わりができて、初めて、会社は本物になるのじゃないかって。これは、僕の考えですが。

なので、次の10年は後継を探すことですね。

それで、誰かに継がせたら、普通の企画マンとして、楽しく責任なく仕事してきたいですね〜。

あけましておめでとうございます。2022.1.1.

皆さま、あけましておめでとうございます。

2022年。会社も今年で満10歳を迎えます。

いっそ、社員旅行で大々的に海外にでも!と考えていたのですが、

このコロナの中、弊社外人選手を国に返すこともできない現状、

なかなかねえ。

おもちゃ買いに行きたい…!

そんなわけで、新年。

気持ちも入れ替えて、かつ、終わっていないいろいろな仕事も残ってますので。

アストレイズ一同、頑張ります!

ちなみに今年の年賀状です。この思いつきで始めた、12年連続企画。

まさに血を吐きながら走り続けるマラソンも後2年。ここまでくると、完走したいですね。

以下、せっかくなので、写真、もう少し上げておきますね。

虎状態。

変形時、縞が抜けます。

変形途中。尻尾はつけたまま変形します。

ロボット状態。尻尾が鞘と剣になったのは、試作担当のアレンジ。

人が多く関わることで、物がより良くなる。それが、弊社の物づくりの味です。

今年もお疲れ様でした。2021.12.28.

あれ、全然ブログあげてない。

エヴォロイドのこととか。

ちょっと見つけた面白い玩具の話とか、

いろいろ書きたかったんだけど。

忙しくってもう。

なので、とりあえず仕事納めなので、毎年最後の業務、年末のご挨拶。

株式会社アストレイズ、来年2月を持って、満10歳。

僕自身、独立して、10年。

10年、がんばりました。あと5年ですね。あと5年で15年。そうすると、起業するときに教わった、

「会社は15年やって本物」になります。

そうしたら、社長誰かに譲って、現場で絵を描いていたいなあ。

そのためにも、まだ頑張らないとですね。

今年はコロナの中。いろんな仕事に関わらせていただきました。

ありがたい限りです。

長く仕込んでいたいろいろなキャラクターも発表できました。

皆様に楽しんでいただけると、幸いです。

来年もまた、色々なお仕事をいたければ、どこまでもふらあっと行きます。

皆さま、どうぞアストレイズをご贔屓に。

そんなわけで、今年も一年ありがとうございました。

来年は、妙な病気を気にせず生活できる社会になりますように。

 

 

 

プラレールの超技術。2021.9.15.

モーターとダイナモは同じ構造物である。

なので、モーターの玩具を手で押せば、充電ができるはず。

よく、冗談で話すネタではある。

モーターを回すためには、それなりの電力が必要で、それなりの電力を作るためには、恐ろしい回転数がないと、発電ができない。

なので、そんなことは出来ない。それが、当たり前でした。

ところが。

できるのです。不思議ですねー。

その不思議を可能にするのが、

テコロチャージシステム。だそうです。ああ、早くバラしたい!

さすがは技術のトミー。しかも、今の時代に非常にマッチした商品仕様。これは、売れる!

そもそもプラレール。定番なので、あまりにも普通に扱われていますが、実は、すごい技術の塊なんです。

そもそも、2速変換可能なギアボックスが、オフにすると、手転がしができる。しかも、6連ぐらいの重連を引っ張るパワーを出せるって、結構異常ですよ。ギアボックスのレイアウトもピーキーすぎて、ちょくちょく子供がバラして、お父さんが組めずにおもちゃの病院に来るケースが非常に多かったです。

そのぐらいにすごいのに、進化もする。

そんな中で、この10月、ついに、電池も不要になりました。

すごいですねー。

こういうものに興味を持った子供達が、また、新しいイノベーションをする時代が来ると、楽しいですよね。

ちなみにもう一つ。しゃらっと発売しているくせに、すごいのが、

今年の3月発売の、機関車トーマス、ケンジとトーマスのおいかけっこセット。

映画のシーンを再現できるモデル、で、劇中、調子に乗ったケンジがトーマスを引き離して一気に走り出して、途中エンストして最後トーマスに押してもらうという。

そのために、ケンジは、スタート時、トーマスより早く、途中で止まって、何の操作もなく押されて走行できねばならない。

そのために用意したのが、プルバックゼンマイ。そのスピードは、モーターのトーマスより早く、でも周回で追いつかず、そこそこで止まる、という、非常に微妙な調整が必要なもの。

プルバックって、そんな設計が可能なのか?

不思議極まりない。

やはり、技術のトミー。

令和になっても健在!ですね。

久しぶりの、気になるおもちゃ。2021.5.13.

丑年ってことで。

最初にこのおもちゃのことを書こうと思っていたのですが。

年明けから忙しく、また、買っておいたサンプルもだいぶ奥に沈んでしまって、写真を撮ることができず。

そんなわけで、5月になってようやく、気になるおもちゃ。リスタートです。

ツクダオリジナル。ミリクモウモウです。

40から50代には懐かしい、多分、一度はCMをみたことがあるんじゃないかって、おもちゃです。

1978年発売。

その後、何度か、再販もされたそうで。

これ、何がすごいかって。

水を飲ませて、乳を絞ると、白い謎の液体となって出てくるのです。

当然、飲めませんが。

なんとストレートでかつ、遊んでみたい!と感じさせる商品仕様。

ところが、ずっと気になっていたことが。

この白くするってところ。

水を白濁させるのは際に、流動性を保ったまま白くするのは、実は非常に難しく。

そういう意味で、牛乳というのはすごい液体で。

塗料で考えると、例えばカドニウム的な塗料も考えられますが、

子供に提供するものとなると、たとえ飲んでしまっても、体には無毒でなくてはなりません。

しかも、その塗料、粉末なのか、錠剤なのか、それがなくなってしまったら、もう遊べなくなってしまうのでは。

例えば、家にあるもので代用が可能なのか。

おもちゃを仕事にするようになると、この商品をどうやって成立させていたのか、気になってしょうがない。

で、今回、状態の良いサンプルを入手してみたのですが。

実は、取説に記載がありまして、

酸化チタン。

乳糖

結晶セルロース。

メチルセルロース。

ステアリン酸マグネシューム

タルク。

一応全て、医薬品、ないしは食品添加物で作った錠剤だったそうで。

しかも、なくなった場合には、メーカーに送料50円、商品代金150円の200円の切手で送ると、

わざわざメーカーから送ってくださったそうで。

これ、すごく売れたら、メーカーの対応も大変なことになってしまうじゃないですか!

まあ、それだけの覚悟を持って展開した商品なのでしょうね。

とはいえ、40年越しの謎が解けたってもんです。

玩具の道はまだまだ深い。

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