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楽しいプラモデル。ELEKIT2014.5.15.

組み立てるのが好きです。

レゴでも、ゾイドでも、まあ、ガンプラも。

でも、動いたりするものが一番好きです。

関節が動くだけの物は、いまいち。

自分自身、玩具のデザインを生業にしておりますが、玩具ってのは、ギミック>デザインだと思っているので、「カッコイイ」を売りにする物は、つい、イマイチ… と思ってしまいますね。

でも、ギミックだけすごくって、その分外観とかがギセイになっているのは、まあ、辛いですよね。

ギミックも面白くて、デザインも良い。そういう玩具がいい物です。

そんなわけで、前にもこのブログに書いた、イーケージャパンのELEKITシリーズの新作。

歩き方としてのギミックでは、「ドタボット」の方が断然面白いのですが、今回紹介したいのは、ギミックとデザインのハイレベルの融合というところで、「ソーラーダイナソー」を紹介します。

これがまあ、いいんですよ。基本は、モーターブロックとソーラーパネルの組み合わせで、モーターからの出力部を組み替える事で、恐竜、昆虫、ロボット、ドリル戦車と、ロボット以外は(笑)すべて子供の好きな物に組み替えが可能で、それぞれにとても楽しい動きをするのです。

で、まず、ロボットの頭にもなるし、恐竜の上あごにもなるし、昆虫の羽根にもなる。ソーラーパネルのデザイン処理と、その使い方が巧い。

恐竜の前足を、他の形態のときに気にならないレベルの固定ディティールとして処理しているのも、中々のセンス。

で、なんといっても、ドリル。

漢の魂ですしね。

虫の足を、コア側を外向きにして、抜け勾配の角度を合わせにして、リブを合わせる形でドリルを形成する。しかも、上下抜きの十字のカスガイに、6本の足を6角形にはめ込む中央のパーツの設計の妙味たるや、感動モノです。

まあ、なに言ってるのか判らない感じでしょうが。

まあ、一つ一つのパーツに対して、抜け目のない設計、デザインがなされており、すでに今年のベストデザイン賞な気分な訳です。

これ、やれって言われたら、相当気を使うだろうな…。

そんな訳で、イーケージャパンのELEKITシリーズ。

「ソーラーダイナソー」お勧めです。

やっぱり、組み立て玩具は、作った後遊べてなんぼですねえ。

 

 

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