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この流れで、意外かと思われるかもしれませんが…2014.6.3.
バンドをくんだぜ。
という訳で。本日紹介するのはこれ。
マジンボーンのボーンファイターシリーズより、ドラゴンボーン。
バンダイのカード筐体オリジナルキャラクターのテレビアニメからの、プラモデル化。
まあ、この春始まったばかりの、そんなにメジャーじゃないキャラクターですね。
このプラモデルが、良い。
なにがいいって。
パーツが少ない。
組み立てやすい。
型効率が良い。(まあ、聞いてくださいよ)
主役、脇役の組み合わせ上の、パーツ配置が良い。
シールがまあまあ、少ない。
値段が安い。
そうなんですよ。小学生のプラモデル離れが激しい中、こういう商品が、本当の意味で、プラモデルを普及させるのに一役買うべきです。
すでに小学校を卒業してしまいましたが、我が子ですら、プラモデルにいっさいの興味なし。
たまに、「作ろうか」と言うときも、自分がはまっているゲームを僕にやらせたくて、僕が今プラモ作ってるから…、というと、代わりに作ろうか、と。
そもそも、取り説みないで、見立てでだいたいでパーツを外して楽しくパズルしている状態で、他人に替われる訳ないだろうに。それ以前に、おまえニッパーもまともに使えないじゃないか…。
ともかく。マジンボーン。
組みやすい。何度も組む事になるフレームに対しては、とりわけ気を使って、組み立てに負荷がかからなくなるような細工がしてある。左右の組間違えがしづらく出来ているのもグッジョブ。
外装のパーツも、挟み込みを最低限にして、ほとんどのパーツがあとからはめ込むようになっているのもよい。ダンボール戦記のプラモデルの実績が上手く昇華されている。
ああ、頭のいいプラモデルは、うっとりする。
とにかくパーツを割ってわって、これでもかとパーツを増やして、スゴイだろ!とか、組み替えで別キャラとか言って、やたらめったらパーツが余ったりとか、形状再現の為に、この形態のときはこのパーツを使って、とか言って余剰パーツだらけになったりとか、もうそういうプラモばっかりで、ゲップが出そうだったのですよ。
程よいパーツ数で、でも、気を使った構造で可動フィギュアとしても十分に充足する内容。
手首のバリエーションは、あらかじめ型に2種掘っておき、
主役には付けず、脇役A,Bにそれぞれ1種が最初のラインナップ。
たぶん、次の脇役C,Dにはまたそれぞれ1種が着いて、脇役の方がややお得、という要素を最低限で付けている。
惜しむらくは…
カードがみんな一緒って、どうよ。
あと、頑張れ、番組…!
今年は子供番組が非常に多い中、正直苦戦しているな、と。
私的には、イチオシはヒーローバンク。2番に妖怪ウオッチで、後半に向かってキャラクターが乗って来ているガイストクラッシャーが、アニメ的には3番目、かな…。
ヒーローバンクはいいよね。ああ、アニメってこういう感じで、子供心全開で毎週わくわくしながら見るもんだって思った。
まず、設定が面白く、それを上手く子供を引き込む形でビジュアル化している。
キャラクターが良い。脇役までしっかり生きている。
ストーリーが単純に面白い。ギャグがキレてる。なんと言ってもオープニングが良い。
エンディングのアニメーションもシュールで良い。
あ、ああ、マジンボーンね。マジンボーン。
いいプラモデル。最近は中国製の○タ○のプラモデルとかでしか味わえなかった良さ。
ダンボール戦記終わりで、子供が一挙にプラモ離れしている今。
まあ、キャラクターは問いませんが、こういうスタンスのプラモデル作りが大事だと思いました。
物を作るのが楽しい、と子供達が思うようになると、良いですよね。
