株式会社アストレイズ
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大きいオモチャはいいモノです。2014.8.28.

トランスフォーマーに偏っている気がする。

べつに、そういうつもりは無いのですが。

なにせ、今日の話題はあくまで、大きいオモチャです。

今年のアメリカの玩具業界のブームは、「大きくて、安い」

大きい分だけ高い、ではないのです。

これが、難しい。普通に開発をやっていると、大きいと色々詰め込みたくなる。

それをしないで、デカイ、で押し切る。

成形の都合で出来るリブを、さも、ディスプレイ用の仕切りだと言い切る。

もはや、勇気の領域。いや、無謀の領域か…。

出来上がったそれは、前々からTF最大を謳っていたフォートレスマキシマス、それを「少しだけ」超えられたジェネレーションズ版メトロフレックスとならぶ、巨大商品に。

その名は、「レスキューボッツ 22インチジャイアントサイズフィギュア エピック オプティマスプライム」

タカラ→ハズブロ謹製の玩具として考えると、最大のオプティマスプライムって事になるのかな?

変形は、なし。

光る、鳴る、もなし。

可動も、腕を回転できるぐらい。

箱も、なし。腹巻き状の紙に、最低限の商品情報。売り場でもほぼ、剥き身。

潔すぎる。ある意味、高潔とも言える。

ザ、ザックリ。

ギミックと言えば、胸が開いて、レスキューボッツシリーズのフィギュアを並べられるのと、

裏側の肉抜きに、フィギュアが並べられる、ぐらい。

漢らしい!

これを、片手につかんで会社をうろうろしていると、なんとも気分がいい。

ああ、大きいって、そのものが価値があるんだなって思う訳で。

そもそも日本のロボット玩具の創世記だって、

金属製だから超合金と、

大きいからジャンボマシンダー、の2系統で始まったわけで。

その中から、我々は子供時代に「超合金」を選択したわけで。

質感やギミックを選ぶあたりが、日本人らしいと言えばらしいですけどね。

もしも、あの時代に、ジャンボマシンダーを選択していたら、

今の日本のオモチャ業界も、違う形だったかも知れませんね。

 

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