株式会社アストレイズ
お問い合わせ 電話 メニュー
ブログ

カテゴリー

月別アーカイブ

『未分類』カテゴリーの投稿一覧

さて、次のキャラクター作りを目指して。2020.12.6.

新作です。

コードギアス 奪還のゼット。

メカニカルデザインで参戦です。

最初のギアスの企画始まって、もう15年にもなりますか。

実は、初期のコンセプトワークからのお手伝い。

TVシリーズのゲストメカとか、 ホびージャパン連載のお手伝いとか、いろいろ裏方としてやってきたのですが、

今回、阿久津さんが初のメインです。

アストレイズとしては。

新しいキャラクターを作りたく。

過去のキャラクターを必死に掘り返すのでなく、

新しいキャラクターを生み出し、世の中に出していく。

その上で、それが商品になってくれて、次の10年また新しい商売ができるような。

そういうことが、キャラクターをメインにしている日本のおもちゃ業界に必要なことではないかと。

なので、まだもう1キャラ、仕込みがあります。

それは、またのお楽しみに。

夢の果て、虹の向こう…2020.11.20.

おわっちゃった。

足掛け2年。

「ワタル。お好きですよね」

そんな話から、ワタルの販促用に、新しいアニメを作ろうって話になって。担当さんと二人だけで始めた企画。

3つぐらいのお話を考えました。

ワタルの子供の話とかね。

いろいろ。で、その中の2つの話を混ぜて、今の「七魂の龍神丸」のもとになった話がまとまって。

企画書作るために、蒼い龍神丸と赤い龍神丸を描いたのが最初。

で、サンライズにプレゼンして、サンライズさんのほうで、こちらの企画をタタキに、ストーリー作りが始まって。

井内監督、芦田先生もすでに他界されていて、誰が取りまとめるのか、という状況の中で、

神志那監督がバトンを受け取ってくれて。

並行して、魂ネイションでの発表があるっていうんで、慌てて龍蒼丸を一気にまとめて。

最初の立体物は、背中が違うんですよ。羽は後から生えたので、剣も斜めに背負ってたんです。

で、他の6体をいろいろ考えて。でも、龍神丸がたらなくて。

龍虎丸は、最初から決まってました。デザインは全然違って、龍に変形するってシロモンでしたが。邪虎丸と混ぜるってのは、決まってて。

で、7体もあると、キャラが上手く振り分け出来ないので、いっそ、侍の龍神丸と、忍者の龍神丸を作ってみたら?あの2体をベースに。

って、龍戦丸と幻龍丸が出来上がって。空神丸は、いろいろあって、新星龍神丸に。プロデューサーの希望で、鳥神丸も混ぜ込んで。最初はこの子が緑だったのですが、幻神丸ベースの機体がオレンジは変だろうって、入れ替えることになって。

そんなこんなで、龍王丸ベースの最後の子だけがまとまらなくて。

龍王丸のデザインの仕上がりが素晴らしすぎて。後、自分で縛りをつけた、7本の角がまとめられなくて。

あるとき、打ち合わせの際に、なんか、降りてきたんです。3本爪が、でっかい玉を掴んでいるビジュアルが。龍神丸のデコに、丸い球体が嵌っていて…。落書きが一気に進んで、「いっそ全然変えちゃって良いですか」と、作ったのが、煌龍丸。鳳凰形態すら後付け。とにかく形が決まっちゃって。

で、そこからは、いろいろあって。ホビージャパン用に敵をデザインしたり、作ったり。商品のパーツ構成をして、設計の進行、デコマスの進行。デザインから製品化まで、リリース用の試作から、神部新聞用のイラストまで。魂ネイションのジオラマ作成から、実際の展示まで。とにかく、ありとあらゆる作業に走り回って。

気づくと、あっという間に最終回の放送。

ワタルは、父親の背を追う物語。

ワタル2は、父親を超える物語。

今回のワタルは、父親を救う物語になって欲しかった。

作品としての進行時は、メカニカルデザインとして。製品化の際には、製品開発担当として関わることになった私には、

そんなストーリーのテーマには触れられない立場だったのですが。

神志那監督のワタルへの作品愛が、偶然にも、同じテーマを拾ってくれました。

消えてしまった龍神丸=父親。その父を追って友と旅をして、最後に、その父を否定して、目を覚まさせる。

素晴らしい。言うことなしです。

大好きだったワタルっていう作品の1ページに、自分の名前が載って、その作品に関われたことに深く感謝です。

後、応援してくださった皆様。温かいワタルファンの皆様に、感謝です。

夢の果て、虹の向こう…

 

 

画道。2020.9.29.

I’ve Got the Brains, You’ve Got the Looks Let’s Make Lots of Money.

イギリスのバンド、ペットショップボーイズの楽曲、Opportunitiesの歌詞です。

日本語で言うと「機械」

天才デザイナーと出会った気概だけの若手が、いつの間にかコンビになって、25年一緒に仕事して、一緒に独立していく、そういう人生。

正確には、仕事は必ずとってきます!アイデアも出します!ギミックも後で辻褄あわせます!あとは何とかしますので、その分、いいデザイン描いてください!

っていう方が正しいかなあ。

お笑いで言うと、爆笑問題というか、キャイーンというか。ある意味、オードリーというか。

そうやって、25年やってきた中で、

僕の知らない時代。僕が知っている時代。皆さんが知っている時代。知らない時代。

そんなパンドラの蓋を開けることになったのが、この1冊。

画道。

画集、ついに明日、発売です。

大ファンであり、

尊敬する先輩であり、

師匠であり、

会社の部下である。

そんな阿久津さんの画集。

今まで阿久津さんに関わってきてくださったいろんな方に、いろんなお願いをして、必死で探した画稿の数々。

ホントは載せたかったのに、涙を飲んだスケッチの数々。

散逸してしまって、見つからないデザインの数々。

人にはいえない仕事の数々。

数をあれば枚挙にいとまがありませんが。

何とか一冊にまとまりました。

「インタビューとか描き下ろしはなしね」

最初のコメントに従って、表紙は今までの絵のコラージュで。

一応、本人からもらった唯一のコメントが、

「オレ、絵は全部捨てちゃうから、載せられなかった絵があっても文句わ言わないでね」

だそうです。

これを、表紙めくったところに載せて欲しい、と言われたのですが。

当然無理なので、ここに記載しておきます。

ほんっとに、全然絵を残してないんだもん。

大変っすよ。

なので、皆さん、買ってみてください。

一人のメカ好きの青年が、1流の職人になっていく過程が見えるはずです。

思いっきり、宣伝です。

 

 

画集。出ます。2020.7.16.

ホビージャパンさんからの突然のお申し出で。

画集が出ることになりました。

阿久津潤一の画集です。

弊社、とかではなく、阿久津さんの画集にしたくって。

いろいろ探しました。

阿久津さんとコンビを組んで、はや25年とちょっと。

でも、阿久津さんのキャリアは、さらにあと10何年か。

デビュー作は知ってますが、そこからの阿久津さんの歴史は、謎。

新入社員で入った会社にいたのが、当時流れ着いたばかりの阿久津さん。

前の会社の中では、いわゆる同意ってわけでして。

自分の縄張りに入ってきた、同じ獲物を狙う新入りを許さない阿久津さんとは、

いろいろありまして。僕は機構試作やギミック、コンセプトワークを中心に。

阿久津は、それをさらにすごくする、スーパーデザイナーとして。

気づくと、コンビニなってました。

僕のイメージでは、阿久津はペナルティエリアから出てこないが、どこからでもパスを渡せば、

ありとあらゆるテクニックを講じて、ほぼ100%シュートを決めてくれる、スーパーワントップ。

僕は、チームの力使って、阿久津さんにラストパスを送る、ボランチとして。

かつては、ディフェンスサイドまで戻らなければならないぐらい広かった守備範囲も、自分の会社を作って、自分で選んだ選手を揃え、今は、前線で阿久津さんの近くに入れるぐらい、守備範囲も狭くなり。

たまに、ゴールも決められるぐらいにはなったかな。

でも、やはり阿久津さんはスーパースターなわけで。

そんな私の師匠、阿久津さんのスゴさを、少しでも、皆様に知ってもらいたく。

あの線の美しさ。デザインのアイデア力。力強さ。

それを、お届けします。

買ってね。

電童、出撃です。2020.7.14.

電童です。

ある意味、青春ですね。

G-UNITも、ですが、テレビと玩具が連動する、マーチャンの仕事がやりたい、と

この世界に入ってきた人間として、いきなりバンダイのボーイズトイとサンライズなんていう座組みで、番組の仕事をやることになるとは思わず。

サンライズのとある偉い方に呼ばれて、「ダイノゾーン」のアニメに手を貸してほしい。と言われ、何がなんだかわからないままにお手伝いをして、気づくと、サンライズの企画室から、バンダイからきた謎のロボットのイラストと、それを元にした謎の企画書がきて。

で、阿久津と一緒に電童の長い冒険に出かけるわけです。

色々企画室のスタッフと企画を作って。

バンダイに提出して。

方向性が決まって。

謎の夏合宿。真夏の三浦海岸で、海にも入らずに、オッサンたちが泊まり込みで会議。

で、そこから足掛け2年。

当時26だかだった僕も、番組が始まる時には、29になってたんですね。

初めてアニメの打ち合わせに参加して。

いろんな方と出会って。

アフレコとかも、入れていただきました。

で、放送が始まって。

実は、その時に、食玩を作ってたんですよ。

ギアコマンダーロボ。当時いた会社の、当時の力量では、電動玩具の設計なんてできなかったので。

放送当時自分で関われた商品は、これだけ。

で、時が立って。

ロボットのフィギュアの設計ができるようになって。

で、SR超合金ですね。

自社で電童の造形ができるってのは、感動でしたよ。

で、時がまた立って、三度、電童。

今回、あえて。

阿久津の描く、骨太の電童を狙ってみました。

設定画の立ちポーズイメージで、でも、もう少し力強く。

銀河の電童、のイメージですね。

SRが、北斗の電童、ってとこですか。

しかも、20年たって。

阿久津も僕も、会社も違う。

現場スタッフは若く、本体設計を担当以外の設計スタッフは、当時の視聴者か、見たこともない世代。

そんなスタッフと一緒に、電童ってのは、ってところから、現場総指揮として作る電童。

今回の20周年のロゴを作ってくれたデザイナーも、ずっと一緒に仕事をしている、デザイナーだが、電童の時は拘ってない。そんなスタッフたちと作り上げる、逆に、ストイックに普通の電童です。

発売までに、いろんな仕掛けも考えてます。

発売後にも、いろんな仕掛けを考えてます。

みなさま、よろしくお願いしますね。

 

 

いろいろ感無量!2020.4.3.

コロナ渦巻く中、みなさま、お元気でしょうか。

だいぶ間が空いてしまいました。

絶賛第9期突入中の、アストレイズです。

すんません、正直、多忙すぎて、ここに帰ってこれませんでした。

新入社員が入ったこととか、ククリレイジュが上映決まったこととか、延期になったことtか。

ワタルの新作の配信が決まったこととか。

年末年始の挨拶とか、社員旅行とか。

あんなおもちゃとかこんなおもちゃとか書きたかったんですが。

あっという間に4月。

アストレイズも、コロナ体制を引き直し、来週からリスタートです。

普通に仕事してます。結局。

そんな中、上にもちらりと書きましたが、ワタルの配信が、来週から始まります!

多分、昔見ていた人が、きっと嬉しくなるような、仕掛けがいっぱいです。

自分自身、当時の1ファンとして、この案件にかかわることができ、それこそ、社員1岩となって、準備してきました。

みなさま、ぜひ、ご視聴よろしくです!

あとは‥

この3月、後半から、自分の企画した、デザインした、お手伝いした様々な商品が、一気に出ました。

自分でもびっくりです。

何とは言えませんが、どれも、みなさまから高評価を頂けているようで。ちゃも屋として嬉しい限りです。

これで、ワタル始まったら、オレ死ぬんじゃないだろうか。

いろいろ感無量な20204月。ウイルスは怖いですが、

へこたれず、前向きなのがいいですね。

このブログもなるべく、更新しようと思いますので、みなさまよろしくお願いします。

アストレイズ、ちゃんと平常運転しておりますよ。

トミーの技術はぁぁぁ!世界一ぃぃぃぃぃ!!2019.11.25.

トミーといえば、ギアレーアションにクランク。

日本一の技術を誇るメーカーでした。

とはいえ、時代が流れ、内部の試作室、デザイン室もなくなり、

技術推しの商品も減ってきた近年。

なんだかトミーが復活してきている。

まあ、よく知られているのは、 ZOIDS。かつてないギミックを搭載して復活したゾイド、売り場での評価も上々ということで、自分自身、毎月新製品が作れることが幸せでしょうがないわけで。

とまあ、よくある味方をすると、そうなのですが、今回紹介するのは、

トミカ「まちが動くよ!」シリーズです。

街が動くんです。

この立体駐車場。手回しで、エレベーターが上下します。

よくあるギミックですね。

手回しでエレベーターを上げていくと、ある高さから、2枚目のトレーが上がっていき、上下3台まで積み上げか可能です。

ちょっと、不思議。

リューズは、逆まわしても、上下が可能です。

解除スイッチで、上げたトレーを一気に下ろすことができます。

別売りのモータートミカで、電動で上下します。

!!

中身どーなってんだ!

モータートミカの小さいギアで出力を取ると、間に結構なギアあが必要になるため、トルクが必要になりますが、手回しは、ほとんど負荷を感じずに回せる。

モーターで回転中も、解除スイッチで一気にエレベータを落とせる。

楽しい。信じられないぐらい、楽しい。

不思議って感じるができるギミックものって、いいですよね。

ワクワクする。

こういうワクワクが、子供にも伝わると、いいですねえ。

 

ニート生活2019.5.7.

空前絶後の10連休である。

旅行大好きな私としては、どこに行ってやろうか、という気持ちである。

しかし、息子は受験生。私立の進学校の息子は、受験対策のための、大量の宿題を持って帰っている。

せめて、2日ぐらいは遠出を、と家族で協議したのだが、発言権のない私の意見は却下され、行楽は1日のみ。

なのに、途中、嫁さんの実家に一泊することが決まる。釈然としない。

とはいえ。

仕事もそれなりに持って帰っている。

ペース配分をしながら、うまくやっていこうと考える。

しかし、自宅ってのは、魔力がある。

撮り溜めしていたバラエティーを見る。

皇室の行事を見る。

溜まっていた映画をみる。

そんなことをしながら、ゴールデンウイークが長いんだからって、貯めといた大物のプラモを作る。

仕事は、少しラフを描いたぐらい。

書類仕事やお金関係の仕事も持ち帰ってあって、

ちょいちょいやっていこうと思う。

だが。

朝起きる。

プラモ作る。

家族が起きてきて飯を食う。

プラモを作る。

夕方になる。

焦る。

ちょっと買い物に行く。

夜のテレビが始まる。

夜飯を食う。

一応、仕事関係のトラブルもあったので、対応したりはしたんですよ。

などなど、やっているうちに、10日間ってのは、飛ぶように過ぎて行く。

結局、嫁さんの実家に行く前後の電車で、書類関係の仕事を。

嫁さんの家で、緊急案件の仕事をこなしたり、自宅じゃないと、いろいろやるんです。

でも、家はダメですね。

明日やろう。今日はいいや。

ああ、ニートって、こんな感じでハマって行くんだろうな。

妙な納得をするわけです。

なので、結局、残り2日で仕事を片付けることに。

イメージ的には、

通常土曜日運転で掃除をして。

通常日曜日運転で、経理関係の仕事をして。

通常月曜日運転で、イラストの仕事をする。

どっちかってえと、リハビリですね。

なぜ、通常運転に戻れたかって?

プラモがなくなったから、ですね。

ザッツシンプル。

昨年はありがとうございました。今年も、よろしくお願いいたします。2019.1.6.

昨年はありがとうございました。

昨年末は、なんだか毎日バタバタしてしまって、ブログはあげられないは、なんだらで、そのまま終わってしまいました。

で、あけまして、2019年です。

弊社も2月でおかげさまで7期終了。で、8期突入になります。

会社も年末に新人を迎え、ついに12人の大所帯に。飲みに行った時のコストも桁違い。

今まで以上のパワーで、頑張っていきたいですね。

よろしくお願いいたします!

そんなわけで、今年の年賀状の、元のイラストをここに貼っておきますね。

年賀状を見ている人は、この先を見ている感じになります。

それでは、よいお年を!

行きたかった!広州玩具見本市!2018.4.10.

今、アジアの玩具市場がアツい。

アツい市場は大好きです。

様々なメーカーがしのぎを削りあって競い合う感じ。

そんなマーケットが好きな私。

だいたい、おもちゃなんて、博打屋のやる仕事なのだから、堅実な成長とか、そんな事言ってたら、つまんないですよ。

と、計算尽くで、予定通りの売り上げで決算を終了したどこかの社長がいうわけです。

で、話は変わって、弊社には、有能な新人デザイナーがいるのですが。台湾人の。

彼のおかげで、台湾の方と話をさせていただいたり、さんざ渡航させていただいたりと、助かっているのですが。

そんな、妙に顔の広い彼の中国人の知り合いというのがいるらしく、この4月にある広州の玩具見本市に一緒にいかないかと

お誘いを受けまして。

とはいえ、日曜発進、月曜日深夜帰りの特急便。

しかも、仕事の合間を縫って。

ちょっと、不可能に近い。

それをなんとか、必死で調整できないか画策していたのですが。

そろそろ、飛行機とか宿の手配をせねば、と、そもそも1週前ぐらいに、慌て始めた時に、

ふと彼から、

「あ、僕のパスポートじゃ、中国に行けない!」

ホワッツ?!

なんでも、不法旅行者扱いで、逮捕されるのだそうだ。

そうだよね。中国は、台湾の独立を認めてないわけだから、子供銀行券で買い物するみたいなもんですよ。

なるほどねー。

なるほどねー、と言ってる場合じゃない。

慌てて、いくつかの方法があるってんで試してもらう。

曰く、中国大使館に出頭して、いやあ、さすが中国っすよ、とゴマすると、渡航許可もらえるんだとか、他にもいっぺん台湾に戻るんだとか。色々。

ちなみに究極、一瞬で解決する方法ってのがあって、中国人になること。

これは、簡単にできてしまうらしい。

とはいえ、そんなことのために、自分の生まれた国を捨てるってのはバカバカしすぎるし。

確かに、国という線引きは、実は曖昧なものだと思う。

アフリカで、電線を含む、ライフラインが繋がったまま、独立したって国にも行った。

ビクトリアの滝につながるザンベジ川の上にある橋の真ん中の国境を走って超えたこともある。

そんなアフリカにいた時は、確かに日本人は名誉白人だ、とか言い張っていたが、白人、黒人、カラード、黄色人種でザックリ分類だ。

あんまり日本人だからって感じたこともない。

でも、日本という国籍に守られて、自分が存在していることに変わりはないんだなーという実感。

なるほどねー。結局、国籍っていうものがあって初めて、世界中に行くことができるってワケですよ。

考えてみれば、アパルトヘイトってのも、差別するではなく、人種隔離政策、なわけで、有色人種には国籍を取得させないって法律なわけで。就労ビザが取れない、選挙権がない。だから、隔離。

名誉白人ったって、日本人も一緒。渡航ビザできているので、長い出張みたいなもので、だから、僕も五年で帰ってきたのだし。

国籍がなければ、権利がない。

そこには、別の国に行く権利すら、ないという恐ろしい事実。

そんな諸々を考えて、彼に無理はさせられないと思い、今回は、渡航を断念。

でも、中国語が喋れる彼と一緒であれb、別の見本市など、まだまだ見れるところがありそうだし。

次回は、もう少し計画的に、中国へ行くぞ!

でも実は、最大の問題は、二人とも喘息持ちだってこと。

果たして中国の空気の中で、生きていることができるのか。

そこが新たな問題になりそうです。

 

 

 

Loading...