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3日目。その22015.9.27.
そんなわけで、問屋街を遊び倒した私。
すぐにもなにか購入したいのですが、
「買わないの?」
「中に入らないの?」
と聞いてくる家族の声を尻目に、まずは通りのはじまで、一気に歩き切る。
ほんとは、すぐにもなにか購入したいし、店の奥深くまで入って、隅々まで玩具を探したい。
でも、はやる心を必死に押さえ、とにかく、全体を把握せねば。
それぞれの店舗の軒先の商品の内容をチェックしながら、どこにどの商品がどのぐらいの種類あるのか、どこが一番新しい商品を沢山置いているのかチェックして、多分、ここがエンドだと言う事子に到着。
ここで、今まで韓国商品をチェックしていた目が役立つ。
なにが新しい商品でなにが古いのか、見定める事が出来るし、そもそも、日本を出る前にネットでチェックして、いくつか絶対に買う、と決めた新しい商品も有ったし。
とは言え、軍資金もさすがに最終日なので心もとなく追加の日本円も持っては来ていたのですが、移動してどこかで換金しようにも、そもそもこの場所を離れるなんて、今は考えられないッ!
使いすぎてもなんだし、持って帰るときに、家族に迷惑をかけるのもどうか、だし。
一応、トランクの底に、広げると結構な大きさのバッグになるサブバッグは入れてあったのですが。
荷物が増えすぎてもねえ。
で、引き返して、頭から見直しつつ、まずは、出国前に調べておいた、ずっと買っているシリーズの新製品からピックアップ。
まずは、TOBOTの新製品。アドベンチャーカーゴ。
先月、TOBOTテラクルを購入したばかりでしたが、早速新製品。
見たまんま、スノーボーダー。
天井に乗せているケースが変形して、ボードに。車状態でもボードに乗る事が可能。
キャラクター性を非常に上手く表現しているデザインが、素晴らしい。
相変わらずのセンスの良い丸みのあるデザインが良いですね。
それから、こいつが今回の本命。
バイクロンズの新製品。クロスアタッカー。
コイツがめちゃめちゃカッコいい。
相変わらずの、バイクと動物をマッチングさせたデザインに、
前の上下合体から進化して、X時に合体。
こういう感じ。右下半身と左上半身のディアウルフと、左下半身と右上半身のセイバートゥースが合体。
そして前と同様、どうやらこいつらが両腕になる、大型のロボットがこのあと存在するらしい様子。
嬉しいですねえ。また、楽しみが増えました。
それから、現地のアニメを見ている途中でCMで見つけた逸品。
ソノコントイズのhallo!!carbotの新製品。こちらは日本で確認できなかった逸品。
トゥールくん。そのまま読むと。ゴストゥチェイソ トゥールなる名前だそうです。
ヒュンダイの車から、犬に変形。
でも、これはさすがに、実車じゃないですよね…
でも、カッコいい。
これは、楽しい。
とは言え、こういった商材が市場に多く有るということは、「車」が社会に浸透しているという事実。
「技術」というものが国を支えていると言う事実です。
ここが、大事で、日本では、子供マーケットに置ける「車」の力が近年下がって来ています。
同様に、ロボットというものも正直、下落傾向に有るといえます。
そもそもロボットが玩具商材の有力なカテゴリーで居られたのは、日本と言う国が「科学」[技術」に対して明確な「自信」と[威信」を持っていたと言う事実の裏返しなのです。
いわゆる「技術立国」ってやつですよ。
それまで、経済の明るさ、というのは、どんな新しい技術が開発されて、製品になっていったか、という物流を中心に見る経済だったのが、バブル崩壊以降、「株価」という実体のないものが経済の指標になってしまい、生活者の目線では、「科学」「技術」的な物が見え辛い社会になってしまったのです。
又同時に、技術その物も、機構から機能が理解できるようなアナログな機械的なものから、デジタルな物へと変化していく中で、機械的、機構的なものがよりスポイルされるようになり、イコールで、子供社会からもそういった物に対する憧れや期待みたいな物が無くなっていったのでしょう。
ところが、韓国では、自国で産業を後押ししている事有り、技術に対する「自信」と「威信」に満ち満ちています。
それ故に技術の象徴で有る「自動車」が子供の憧れとして成立するのでしょう。
実際、町には車が溢れ、その自動車も観察していると、ヒュンダイ6割KIA3割あと外国車で、国産車のマーケットの強さが強く感じられます。
だからこそ、玩具大手2社が、それぞれ自動車大手2社と組んで、それぞれに商品を展開すると言う状況になる訳ですし、それ自体、マーケットが健全だと言う証拠でしょう。
うらやましい限りです。
玩具と言うのは、自分が大人になる未来にある憧れを、形にして提供する物だと思います。
今、女の子に、現実に物を作るような現実的な商材が主体的になってしまったり、男児に至っては、なにを提供していいか判らない状況に有るってことは、日本では、未来に明確な憧れが無いのではないか、とも言えます。
そんな事を感じさせられてしまう、明るい玩具市場。
それが、韓国の商品達です。
そんなわけで、もう少しお見せしたい捕獲物も有るので、
以降は次回と言う事で。
