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いざ、次世代ワールドホビーフェア2015.6.27.
火曜日の事。
「次世代いらっしゃいますよね。そこで打ち合わせを」
「はい」
ああ、もうそんな季節か…。
ビルドファイターズの作例連載が終わっちゃったので、少し情報が疎遠になっていたな。
コロコロ調べなきゃ。
と、びっくり。
今週じゃん!
そうなんですよ。
色々作例を作らせていただいていたキット&ビルドの連載も終わり、しかも、息子も小学校を卒業して、もう次世代はつき合ってもらえない。
一人でいくのヤダなー。
なにせ、荷物持ちがいない。
あと、チラシも子供じゃないと貰えないし。
行きたくないよー。
でも、今回は目玉商品が目白押し。
行かないワケにはいかないでしょう。
まずは、なんといっても、ベイブレードバースト。
なんとしても、サンプル購入を果たさねば。
で、会社で月曜日多いに盛り上がる。
思えば、最初のベイブレードの時も、メタルファイトの時も、次世代でサンプル購入した記憶が有ります。
Gショットの以降の様子も見守りたいところ。
他にも,新ムシキングやら色々、チェックしに行きたい訳です。
やたらデカいおっさん一人で行っても良いぢゃないか!
と、開き直って、今京葉線に揺られて移動中。
ああ、もうすぐ葛西だ。
復活マグロ見に行こうかな…
すごく欲しかったアイツ2015.5.12.
色々な玩具を、常に探している私ですが。
まあ、出来ればなるべく安く、入手したい訳で。
また、中々見つからないレアなものを探し続けたり、値段が安くなるのをまったりとする訳ですよ。
そんな中、足掛け5年6年探すようなモノもありまして。
それが購入できたときには、ヒャッホーゥ! と、なるわけです。
古いDX超合金とか、懐かしのアレ、とか、皆さんも、そんな玩具の一つや二つ、あるのではないでしょうか。
そんな中、久しぶりにヒャッホーゥ! となったのがこれ。
「走れ、トレイン合体ロボ」!!!
ヒャッホーゥ!
あれ?
外しました?
実はこれ、旧ウイング社、最近だとマルカから発売されてまして。
僕は、このタイプよりも一回り古い、「駅舎ロボ」を持っていたのですよ。
これはこれで、スゴイ逸品ですよ。
なんと、電動列車とそのレールと、駅舎と踏切が合体してロボになる。
普通、ないですよね。
過去に,同様のコンセプトで存在したのは、
トイボックスさんの「メカボット1」
けっして、オメガスプリームじゃありません。
玩具の世界では、最初に売られた形が、その商品が発明された形なのですよ。
それはともかく、こいつも、背中に曲線レールを背負い、足に直線をはやす、という形では、同じ形態の商品と言えます。
つまり、過去に有るものの、焼き直し、という事です。
「メカボット1」は、正に、レールとロケット発射基地、それと,レールを走る戦車で構成されたロボットで、正直ワケわかりませんが、上記の「駅舎ロボ」は、それを理路整然としつつ、ちゃちく作り直したもの、と言えます。
しかし、「走れトレイン合体ロボ」は、腕もレールで構成する。つまり、主にレールで出来ているのです。
ロボットの一部にレールが使われている、のではなく、レールで人形を構成する為の,つなぎが入っている、という点において、似て非なる、全く別の進化を遂げた商品と言えましょう。
それゆえ、余剰パーツ部は、なぞの、「トンネル」?になり、基本、レールと列車だけになります。
そして、なんといっても、この腕のデザインが、そのキャラクターの大きな特徴となっていて、イデ○ン的なシルエットを生み出し、なんだか凄く強いアッパーを打ちそうな個性までも付加される訳です。
すばらしい。の一言です。
こいつが欲しかったのですよ。
オークションなどで、4000円だのスゴい値段で出てはいたのですが、やっぱりフックトイは、よっぽど安く入手するか、観光地で見つけるかが楽しいのですが、これに関しては、足掛け8年近く探して、すでに市場にはないので、オークションで安く入手出来ました。
嬉しい!チョー嬉しい。
久しぶりに、舞い上がって、ここに書いてしまいました。
ああ、ちなみに、私は決してダガング好きでも、ダガングの専門家でもないですよ。
広く深く、玩具を掘り返しているだけで、ダガングは割と好きなジャンルの一つ、ってワケで。
決してダガングのスペシャリストでもないのです。
そこだけ、一応。
うー、倒れた2015.4.15.
情けない。
会社起業して初めて、病欠。
倒れました。
天候不順からくる寒さ+仕事量で、風邪を引いてしまいました。
とは言え、起業から3年、病欠はなし。で来たのに。
金曜日に朝から打ち合わせ付けで、9時半に来客で11時に会社を出て、夜の7時までずっと外で打ち合わせ。やっと戻って仕事をはじめようったって、たいして進む訳でもなく。
ただでさえ、先週は打ち合わせが多く、絵の仕事が全く進んでいない。
なんとかせねば、と、残っていた社員たちとピザを食べながら、テレビをつけると、クレヨンしんちゃんの映画が。
ヤバい、ロボ父ちゃん面白い…。
ああ、進まない!
で、開き直った。社員が全員帰ってから、貫徹で仕事だ!
朝まで絵を描く。もう歳なので、貫徹は辛い。
でも、終わらない。
月曜日までにアップの仕事は、まだまだ多い。
その手前の仕事が、終わらない。
なんとか、次の仕事の1枚目まで終わった段階で、始発に乗って帰る。
電車の中で、取り込んだイラストの仕上げ作業。
これが、いけなかった。
帰宅し、嫁子供が寝ているところに滑り込んで、とりあえず子供が起きるまで、寝る。
10時ぐらいに息子に起こされ、まあ、4時間寝たかな、と朝飯を食べて、掃除開始。
自宅の清掃作業が終わって、午後遅くから仕事再開。
自宅で絵を描く時は、長座椅子ソファにちゃぶ台で絵を描くのですが、
これ、絵を描いている最中に横に倒れると、そのまま寝れてしまう構造になっているんです。
で、1枚描いたぐらいで、ダウン。夕方から夜にかけて、寝てしまう。
ああ、あかん。今描いている分は、日曜日の朝にはスキャンして仕上げ担当に送らねばならない。
必死で仕上げ、なんとか就寝。
翌朝、コンビニで縮小コピー。自宅のスキャナーはA4までなので、2枚スキャンしてはり合わせるか、縮小コピーしてからスキャンするか、の必要があるのです。
元気のつきそうな物を購入しつつ、帰宅して次の仕事に。
これが、大変。とある有名ロボットシリーズのデザインなのですが、線が多いのです。
つもり、それを夕方までに終わらせて、さらに、別の仕事に進むつもりだったのですが、
一日フルに描き続けて、全部で3枚+1の行程の、2枚で終了。
ああ、腕が痛い。なんか、喉も痛い。
で、月曜日、会社で続きを描き始めるのですが、
まあ、会社に居ると、電話だメールだで、仕事は進まない。
で、やたら喉ががさがさする。ヤバい。
で、あと1枚が、半分し上がった状態で、納品打ち合わせでクライアントに。
戻ってさらに、来客で、ディスカッション。
ああ、終わらないー。
結局、夜の10時過ぎにようやく仕事が終わって、でも、月曜日アップ案件をあと2件のこしたまま、これから描き始めてもまた終電を越えてしまうので、帰宅。
この帰り道、妙に怠い。
ああ、ダメだなー。
で、翌朝。動けない。
完全に風邪だ。
息苦しくて動く事もままならない。
ものは試しに、ぜんそくの発作止めを使ったところ、息苦しさは少し解消。
どうやらぜんそくも併発しているらしい。
なんとか動けるようになったので、会社と外部スタッフにひたすらメール。
で、朝一から行きつけの医者に。
大量の薬をもらうついでに、昼飯を買って、ほぼ自転車にしがみつくような状態で、帰宅。
それはそれとして、今日3時までに仕上げる仕事があって、休んではいられない。
つどつど横に倒れながら、必死でイラストを仕上げる。
のべ4枚ほど。
コピーに出る体力は無いので、スキャナーで半分ずつ取り込んで、ギリギリ5分前に提出。
で、一度倒れる。
ところが、ここからが大変。
明日納品の仕事の為に、社内、外部、クライアントをつないでひたすら電話とメールの時間。
息子が帰宅したので、ベットルームに移って、別途に電話とPCを置いて、ドアを閉めて横になりながら、電話とメールをひたすら続ける状態。
息子の友達が遊びに来て、楽しそうな声が聞こえる中、たまに寝てしまったり、電話に起こされたりを続けながら、一段落。
夜になって、ようやくメール&電話攻撃が落ち着いて、息子の友達達も帰ったので、岩戸から出て来てリビングに戻って、せめてあと1枚、とイラストを仕上げる。
ああ、終わった。
夕食後、早めに風呂に入って、早めに就寝。
明日はどうであれ、出社せねば。
ふと思う。
僕は休んだのだろうか。
いいや、考えるのを止めて、寝てしまえ。
胸像。という商材。2015.4.3.
意外と多い商材。
胸像。
昔、どうしても欲しかったのが、マシーンブラスターのそれ。
子供の頃、デパートの玩具売り場のショーケースに、これが4種ずらりと飾ってあって、
すげえ欲しかったのです。
大人になって、色々探すようになって、実は、添付の2種しか発売しなかったらしい情報を知り、大いにショックを受けました。
ビッガー合金の方は、4種そろえたんですけどね…。
まあ、そんなこんなで、胸像、というのが一つのカテゴリーとして、有ってもいいんじゃない、的なニュアンスで受け止められるようになった訳で。
なので、昨今発売された、エヴォリューショントイズのブレーンコンドルだのジェットパイルダーなんかは、だいぶ壷だったりするワケですね。
今欲しいのが、これ。
こいつを押さえると、大分満足度が増す。
自分でも、昔作ってたんですよ。
その名もガンダムヘッド。
まだ3Dプリンターではじめの頃に、
阿久津デザインで3D造形、出力仕上げのマスターと、今ではよく見られるようになった、デジタル造形を駆使した商品。
ある意味、手法としては、ガンダムコンバージの前身と言えるかもしれませんね。
で、そんな中。最近凝っているのが。コレ。
戦隊の操縦シュミレーターシリーズ。
まだ調査中なので名言は出来ませんが、この「科学戦隊ダイナマン」のダイナベースが最初の商品の筈。
前のなりきり武器でも描きましたが、実は、ダイナマンの年に、ポピーはバンダイの一事業部として吸収され、商材が一新されてるんですね。
このときに、合体ロボ以外の商材として、
なりきり武器。
ロボットのラジコン。
操縦シュミレーター。
自転車のカウル。(!)
などが一気に新規で発売されているんです。
とりわけ、ダイナファルコンは秀逸で、自分の自転車に、ヒーローの自転車のカウルを付けようと言うとんでもない代物。
ようやく入手できたときには、息子がだいぶ大きくなってしまっていたので、装着できなかったのが返す返すも残念です。
閑話休題。
このシュミレーター。まさに胸像、なワケです。ツボですねえ。
調べました。まだ調査中ですが、
続く「バイオマン」「チェンジマン」でも有りました。
カットラインなど、デザイン的なおもむきが違うのがまた、魅力ですね。
この後,少し飛びます。
「鳥人戦隊ジェットマン」から。
さらに飛んで、「超力戦隊オーレンジャー」からも。
中々の物です。
ちょっと、オーレンジャーのは、生首感ヒドいですけどね。
このシリーズ、調べて行くと、年代毎に遊びの進化が見られ、面白そうなので、一通りそろえてから、年代順に開けて行こうかと今目下収集中です。
そんな中。こんな商品の発表が。
エヴォリューショントイズから。
前述したパイルダー、ブレーンコンドルに対応する、ボディ。
某南米的な通販サイトの商品紹介ページの写真が、これです。
アホですねえ。
これで、 700ミリ。
頭まで付けると、果たして…。
ゴクリ。
ああ、手が、手が勝手にポチッてしまう…。
玩具って、本当に面白いですね。
それでは、さよなら、さよなら、さよなら。
今年も仕事納め2014.12.27.
結局、終わってない。
でも、便宜上、仕事納め。
終わった終わった。
今年は非常に楽しかった。
独立してからこっち、おかしい玩具を作る会社として、
また、アニメのお仕事も沢山いただき、
久しぶりの阿久津がメインの番組も持てて。
充足した1年でした。
世の中的には、アベノミクス様のおかげで、ぶっちゃけ物の原価は上がりまくって、正直玩具も非常に値上がりする中、より一層面白い企画が求められたりするのだと思います。
締まる一方,娘のフンドシって奴ですね。
意味が分かりません。
多分、終電で事故で遅れて深夜に電車の中に閉じ込められて、おかしくなっているのでしょう。
それではみなさん、良いお年を。
来年はまた、面白い物を作れると良いな、と思ってます。
お客さんが手に取って、おおっと言うような、そんな玩具を作って行きたいです。
あと、浅草や立石で、ニヤニヤしながら、
「あれ、アストレイズさんでしょ」
って言われるような、いかにも、な物を作って行きたいです。
最後に、来年の年賀状のイラストをアップして、今年はおしまいです。
やった、電車が動き出した!(涙)
クロスアンジュ。放送スタート2014.10.5.
いやあ。キツい一話。
でも、久しぶりに、阿久津さんらしいロボット。
バイクで、尖っている。
いいですね。
あとは、なんとか商品か出来れば…。
次週から、本格的にパラメイルが登場します。
結構な種類のパラメイルが、沢山出てきます。
色々ドギついアニメですが、スタッフも非常にノっておりますので、
とりあえず、今後ともよろしくです。
個人的には、Gのレコンギスタも楽しみ。
相変わらず、何しゃべっているか判らないまま、視聴者そっちのけで進む感じが、トミノアニメっぽくて良いですね。あのキレキレの台詞回しが楽しくってしょうがないです。
ロボット物が沢山有るというのは、幸せですね。
ネタがない。2014.9.29.
ホビーショウも終わり、魂ネイション体制まっしぐら。
でも、何を作っているかは秘密。
継続の色々な案件も有るので、なにも言えない。
新しい玩具は、割とルーチンな感じなので、今のところ自分の中でキター!というのはない。
レイズナーMK-2とか、太陽の塔ロボとか、面白いんですけどね。
この辺、難しいのは、玩具ってのは、突出したアイデアが貫いているような物が、面白くって。
ホビーショウを見て回っても、まあ、業種的にそういう物も少ないですし。
家に居ても、時間があれば、自分の家のサンプル部屋、通称「オモチャ屋」の片付けで、それも、中々進んでいるようで進んでいないようで。
自分としては、グイグイ進んでいるつもりなのですが、実際に散らかされている嫁さんと息子からは、
なかなか納得してもらえるレベルに達してはいないですね…
こういうとき、非常にストレスがたまる。
仕事は相変わらず、ボリボリとやってくるため、つねに新しいアイデアを仕込まなければならない。
アイデアはどんどん出て行ってしまうのに、仕込みは全然増えない。
トランスフォーマーのパワーバトラー、国内名だとバトルアタックなんかは、面白くってしょうがないので、大喜びでは居るのですが、このブログも、いい加減トランスフォーマーネタばかりだと、おまえはただのトランスフォーマーマニアか!という感じにもなりますし。
うーむ。
まあ、とにかく。
忙しい。でも、新しい刺激を受けるネタが無い。
よくないですね。
そもそも、とりあえず文章を打ち始めたが、オチが無い。
うーむ。
いいや、仕事しよ。
カンブロパキコーペ2014.9.17.
呪文ではないのですが。
カンブロパキコーペです。
今回、オモチャ関係ありません。
まあ、色々と趣味で調べている物が有って。
毎週のように、地元の巨大な図書館で、怪しげな本を借りて来ては読んでいるのですが。
いくつかのテーマの中の一つが、恐竜より前の絶滅生物。
とりわけ、エディアカラ期〜カンブリア期の生物が、楽しい。
グールドの「ワンダフルライフ」から入って、色々と読みつぶしつつ。
アンドリュー•パーカーの「眼の誕生」なんかは、かなり刺激的でした。
なにが楽しいって、まだ、明確に判っていない事が多すぎる上、現在進行形の学問なので、新発見がまだまだ出てくる。しかも、「新解釈」というのも有って、ちょっと前までと、復元図が変わったりもする。
自分的に求めているのは、どうしてそんな形になったのか。動物のデザインってのが、なにから始まって今現在に至るのか。
それが知りたくて、情報を収集しているのですが。
まあ、バージェスモンスター(カンブリア期の生物の俗称)の場合には、人間の想像力をふわっと超えるような形態の生物がひょいひょい出てくるので、それ自体が楽しいという部分も有ります。
最近は、地質学的な側面や、気象学的な側面からの研究も進んで、昔のように、生物の形状からだけで推論できない事が判って来ているので、常に複合的な要因で物事を考えねばならない、まあ、当たり前の事なのですが、それ自体が面白い。
そんな中で、久しぶりに変な物にぶつかった訳です。
まあ、インターネットで調べると、すでにそこそこ有名になって来ている様ですが。
カンブロパキコーペですよ。
他にも、ゴティカリスってのも居たらしいのですが。
こいつがね、「一つ目の節足動物」なんですよ。
一つ目ですよ。一つ目。というか、顔全体が複眼。フェンシングの面みたいな感じ。
まあ、バージェスモンスターのメジャーどころに、「オバピニア」ってのがいて、こいつが5つ目なので、1つ目がなにか、という考え方をする人もあるでしょうが。
でも、私は、勝手に、オバピニアの真ん中のやつは、眼じゃないんじゃないかって信じているのですよ。
だって、「奇数」ですよ。
節足動物ってのは、筒形状の繰り返し、が基本ユニットになっていて。
筒形状から「枝」が左右対称に生えているユニットを体幹を成すように縦つなぎするのが基本な訳です。
だから、昆虫の顎も左右に開くでしょ。
なのに、奇数個の眼って、どういう事よ。
で、あげくに、一つ目ってどういう事だよ。
そもそも視覚ってのは、3角測量するように出来ていて、左右に1対以上有る事で、左右の眼からの情報の微妙なずれを使って、立体的な視野を得ている訳です。
まあ、確かに複眼なので、1つ、というのには語弊があるのは判るのですが。
ミジンコも目が一つらしいですが、これは、2つ有ったのが繋がっちゃったのだ、という認識なのだそうです。
なので、進化の末直接的に1個だけの複眼を獲得するというのは、なんというか、物理的に不可思議、な感じがする訳ですね。
いやあ、やはり、人間の想像よりも、現実に居る生き物の方が奇異ですねえ。
こういったものを、デザインに活かせると、面白いのですけどね。
人というのは、異質すぎる物を受け入れないという根本的な部分が有って、
今有るものから少しだけ、新しいを重ねないと、「ウケるもの」は、作れても、「売れるもの」は作れないのですよ。
そういえば、漫画家の長谷川祐一氏は、早くから、デザインやストーリーに取り込んでらして、クロスボーンガンダムに出てくる「エレファンテ」なんかは、あからさまにオパビニアですよね。
上手いなあ、と思ってしまいました。
ただ、もとウルトラマン好きの息子に、バージェスモンスターのイラストを見せると、きっぱりと「円盤生物だね」と。
昔のクリエイターというのは、やはり、偉大だと思いました。
で、夏休みになる訳です。2014.8.11.
忙しい。目が回りそうだ。
次々と色々な仕事を頂ける。感謝です。
ただ、クライアントさんも夏休みに入るため、その前に、と色々と投げ込みが来る。
確認が来る。その都度外部スタッフに確認を取って、段取りを組んで手配をする。
打ち合わせに呼び出される。
来客が有る。
ギリギリ納期の仕事が発生する。
みんな駆け足だ。
僕も、自分の仕事を回す時間が取れないぐらい、多忙な状態。
で、嫁さんと息子が先週一週間実家に帰省していたので、その間は始発出社で移動中の電車の中でもフルタイムに仕事に。
それともう一つ。これが本題。
家で一人の間に、おもちゃ部屋の整理を。
僕もいい加減、オモチャをひたすら買い込む。
仕事の為の良い訳を良いながらも、ほぼ病気だ。
ただ、嫁さんも本を買う。とにかく読書好きで、空いてる時間はすべて読書に費やす。
2週にいっぺん図書館で3、4冊の本を借りてきながらも、色々新刊を購入する。
まあ、同じ病気だ。
僕のオモチャの方は、まあ、これは、とか思う物はどんどん倉庫に放り込んで行くので、数調整が可能だが、本はそうはいかない。
そんな訳で、元々オモチャと本を両方しまうつもりの部屋だった部屋は、いつしかオモチャだけになり(僕が悪いのです)嫁さんお気に入りのスライド書棚も、オモチャの陳列に。
とはいえ、スライドする分のストローク分だけ、棚効率は悪い。
で、色々考え、新しいショーケースを導入して、スライド書棚をリビングに移そうと。
一応、1ヶ月前ぐらいから準備をゆっくりと進め、オモチャを少しずつ大きな紙袋につめて部屋の外に。
で、二人が旅立った日曜日、上野から発つ二人を見送って帰宅後、一気にスタート。
いきなり、困る。
多すぎる。棚はほぼ空にしてあったのだが、それ以上に多い。
勇者シリーズ全種に、40センチ級のトランスフォーマーが多数。モノが多すぎる。リビングの床に並べて行くのだが、ダイニングテーブルの下も、自分一人の食事スペースを残してならべていっても、収まらない。シャレにならない。
でも、なんとか棚をマル裸に。それ以外にも、移動の為に隣接する棚もバラして行く。
これが、無限とも言える時間がかかる。
とにかく日曜日中に完遂せねば!
本棚を引き出す。出ない。
色々試す。角度を変えたり何なり。
そもそも入り口が狭くなるまでものをつめているので、出ない。
で、入り口周りのオモチャを、もう、時間も時間なので、いちいち整理する事も出来ず、放り出す。それでも出ない。
中の中央にある棚が引っかかっている事が判った。
くそお。
始発で出るには4時起きが必須。
睡眠確保には、11時には眠らなくては。
もう時間がない。毎日早く起き続けるこつは、ペース配分だ。この作業が影響できるほど、今週はヒマじゃない。
中の棚を半ば強引に中身をリビングのそこここに散らばせて、とにかく抜ける状態にする。
抜けた!
ところが、リビングを散らかしすぎて、棚を置く場所が無い!
やむを得ず。廊下の息子の部屋の扉の前に、置く。いないからいいよね。
ヒドい親である。
そこでダウン。
翌日からは、仕事終わりで9時ぐらいに帰って、そこからきっかり2時間。
入浴込み。
洗濯、食事、洗い物も込みとなると、のべ1時間ぐらいしか作業が出来ない中、
新しいショーケースの搬入、組み立て、そこから商品の陳列。
嫁息子が戻ってくるのは土曜日。
途中から朝夜も外食にして時間確保。
でも、徹夜だのの無理はしない。
とにかく始発スタートを守って仕事時間を増やす。
ところがアホなので、せっかくのガラスショーケースだから、中に飾るオモチャをイチイチ磨き直し、ほこりを取り、きれいにしてから飾る。
だから、時間がいくらあっても終わらない。
結局、抜いたスライド書棚2本に対し、ショーケースは1つしか完成しない状態で、タイムアップ。
とにかく出来る限り床に有る物を整理して、生活導線のみ確保して、最寄り駅まで迎えに。
ひたすらしかられたのは、言うまでもない。
日曜日はオモチャ洗浄係に息子を雇って2つ目の棚までクリア!
明日から夏休みだ。
終わらなかった仕事も手元にいっぱい。
でも、がんばるしか…!
片付けるぞー!
仕事もするぞー!
休み?
はて、なんのことやら…
あれま、発表になりましたね。クロスアンジュ2014.8.4.
新作です。
結構長い事デザイン作業の為に、サンライズさんに足を運びました。
古里Pと福田さんと、いっぱいディスカッションしてデザインをしていく作業は、「GEAR戦士電童」以来。
めっちゃ楽しいです。
また、宮武さんと阿久津さんのメカの組み合わせも、「舞-HIME」から脈々と続く、旧8スタラインの作品のながれ。
福田さんの毒舌も心地よく、監督の芦野さんもすばらしい人物です。
電童の時は、20代の若造で、初めてのアニメの現場について行くのがやっとで、また、バンダイ側とサンライズ側の噛み合ない状況の中で、必死でバランス取りをしていた感じ。
SEEDの時の福田さんは、まあ、かなりカツカツな感じで、中々軽口も聞けない状況でしたし。
今回は、色々な現場を経験させていただいた上での新作。
しかも、長く色々な作品をご一緒させていただいた古里Pの作品。
私よりも1年前に独立された古里Pには、会社設立にまつわる色々なご指導を頂き、株式会社アストレイズの設営の大恩人でもあります。
そんなスタッフの集まったクロスアンジュ。
なんと言っても、阿久津がメインメカです。
しかも、普通のヒーローメカ。中々ないチャンスです。
しかも、メカの演出は福田節炸裂。ワクワクしますね。
今年の10月はロボット物、たくさん有りますが。
ぜひ、お楽しみにしてください。