株式会社アストレイズ
お問い合わせ 電話 メニュー
ブログ

カテゴリー

月別アーカイブ

で、夏休みになる訳です。2014.8.11.

忙しい。目が回りそうだ。

次々と色々な仕事を頂ける。感謝です。

ただ、クライアントさんも夏休みに入るため、その前に、と色々と投げ込みが来る。

確認が来る。その都度外部スタッフに確認を取って、段取りを組んで手配をする。

打ち合わせに呼び出される。

来客が有る。

ギリギリ納期の仕事が発生する。

みんな駆け足だ。

僕も、自分の仕事を回す時間が取れないぐらい、多忙な状態。

で、嫁さんと息子が先週一週間実家に帰省していたので、その間は始発出社で移動中の電車の中でもフルタイムに仕事に。

それともう一つ。これが本題。

家で一人の間に、おもちゃ部屋の整理を。

僕もいい加減、オモチャをひたすら買い込む。

仕事の為の良い訳を良いながらも、ほぼ病気だ。

ただ、嫁さんも本を買う。とにかく読書好きで、空いてる時間はすべて読書に費やす。

2週にいっぺん図書館で3、4冊の本を借りてきながらも、色々新刊を購入する。

まあ、同じ病気だ。

僕のオモチャの方は、まあ、これは、とか思う物はどんどん倉庫に放り込んで行くので、数調整が可能だが、本はそうはいかない。

そんな訳で、元々オモチャと本を両方しまうつもりの部屋だった部屋は、いつしかオモチャだけになり(僕が悪いのです)嫁さんお気に入りのスライド書棚も、オモチャの陳列に。

とはいえ、スライドする分のストローク分だけ、棚効率は悪い。

で、色々考え、新しいショーケースを導入して、スライド書棚をリビングに移そうと。

一応、1ヶ月前ぐらいから準備をゆっくりと進め、オモチャを少しずつ大きな紙袋につめて部屋の外に。

で、二人が旅立った日曜日、上野から発つ二人を見送って帰宅後、一気にスタート。

いきなり、困る。

多すぎる。棚はほぼ空にしてあったのだが、それ以上に多い。

勇者シリーズ全種に、40センチ級のトランスフォーマーが多数。モノが多すぎる。リビングの床に並べて行くのだが、ダイニングテーブルの下も、自分一人の食事スペースを残してならべていっても、収まらない。シャレにならない。

でも、なんとか棚をマル裸に。それ以外にも、移動の為に隣接する棚もバラして行く。

これが、無限とも言える時間がかかる。

とにかく日曜日中に完遂せねば!

本棚を引き出す。出ない。

色々試す。角度を変えたり何なり。

そもそも入り口が狭くなるまでものをつめているので、出ない。

で、入り口周りのオモチャを、もう、時間も時間なので、いちいち整理する事も出来ず、放り出す。それでも出ない。

中の中央にある棚が引っかかっている事が判った。

くそお。

始発で出るには4時起きが必須。

睡眠確保には、11時には眠らなくては。

もう時間がない。毎日早く起き続けるこつは、ペース配分だ。この作業が影響できるほど、今週はヒマじゃない。

中の棚を半ば強引に中身をリビングのそこここに散らばせて、とにかく抜ける状態にする。

抜けた!

ところが、リビングを散らかしすぎて、棚を置く場所が無い!

やむを得ず。廊下の息子の部屋の扉の前に、置く。いないからいいよね。

ヒドい親である。

そこでダウン。

翌日からは、仕事終わりで9時ぐらいに帰って、そこからきっかり2時間。

入浴込み。

洗濯、食事、洗い物も込みとなると、のべ1時間ぐらいしか作業が出来ない中、

新しいショーケースの搬入、組み立て、そこから商品の陳列。

嫁息子が戻ってくるのは土曜日。

途中から朝夜も外食にして時間確保。

でも、徹夜だのの無理はしない。

とにかく始発スタートを守って仕事時間を増やす。

ところがアホなので、せっかくのガラスショーケースだから、中に飾るオモチャをイチイチ磨き直し、ほこりを取り、きれいにしてから飾る。

だから、時間がいくらあっても終わらない。

結局、抜いたスライド書棚2本に対し、ショーケースは1つしか完成しない状態で、タイムアップ。

とにかく出来る限り床に有る物を整理して、生活導線のみ確保して、最寄り駅まで迎えに。

ひたすらしかられたのは、言うまでもない。

 

日曜日はオモチャ洗浄係に息子を雇って2つ目の棚までクリア!

明日から夏休みだ。

終わらなかった仕事も手元にいっぱい。

でも、がんばるしか…!

片付けるぞー!

仕事もするぞー!

休み?

はて、なんのことやら…

 

あれま、発表になりましたね。クロスアンジュ2014.8.4.

新作です。

結構長い事デザイン作業の為に、サンライズさんに足を運びました。

古里Pと福田さんと、いっぱいディスカッションしてデザインをしていく作業は、「GEAR戦士電童」以来。

めっちゃ楽しいです。

また、宮武さんと阿久津さんのメカの組み合わせも、「舞-HIME」から脈々と続く、旧8スタラインの作品のながれ。

福田さんの毒舌も心地よく、監督の芦野さんもすばらしい人物です。

電童の時は、20代の若造で、初めてのアニメの現場について行くのがやっとで、また、バンダイ側とサンライズ側の噛み合ない状況の中で、必死でバランス取りをしていた感じ。

SEEDの時の福田さんは、まあ、かなりカツカツな感じで、中々軽口も聞けない状況でしたし。

今回は、色々な現場を経験させていただいた上での新作。

しかも、長く色々な作品をご一緒させていただいた古里Pの作品。

私よりも1年前に独立された古里Pには、会社設立にまつわる色々なご指導を頂き、株式会社アストレイズの設営の大恩人でもあります。

そんなスタッフの集まったクロスアンジュ。

なんと言っても、阿久津がメインメカです。

しかも、普通のヒーローメカ。中々ないチャンスです。

しかも、メカの演出は福田節炸裂。ワクワクしますね。

今年の10月はロボット物、たくさん有りますが。

ぜひ、お楽しみにしてください。

 

 

G-UNIT ジェミナス01 発進!2014.7.26.

いや、大変ですよ。

ほんとに発売するんですから。

ジェミナス01。

なんだか、20年近くたつと、青春だったというか、若気の至りと言うか。

さすがに懐かしすぎて、主観的になりたくないので、開発は社内スタッフにおまかせ。

とは言え、当時バンダイ側で新人だった人なので、彼とて思い入れはひとしおな訳ですが。

僕はね、ヤなんですよ。あんまり主観的に仕事すると、人の評価でへこんだりとか、あとは、自分のこだわっている事が、ユーザーに取ってどうでも良かったりとか。

それはそれとして、細かい手配とか、チェックはするのですが。

阿久津さんも、どんなだっけ?という感じ。自分で三面図を描きながらも、最初の光造形を見たときも、どうしようかと自分で困り果てていて、その時ぐらいかなー。外観に口を挟んだのは。

やっぱ、好きだし…。

思い入れがねー。尋常じゃない訳ですよ。

でも、笑えない話もいっぱい。

当時の色稿のデータや、マーキングのデータが無い。

まあ、独立しちゃったからね。前の会社において来ちゃっている訳ですよ。

アスクレプオスだったら、自分で色設定を作ったので、思い入れも有るし、すぐに正解を言えるのですが、ジェミナス01、02は当時の先輩が仕上げているし。

しかも、そもそも前の会社に残っていたとしても、データの保存先は、MOですし。

MOですよ。知ってますか?

当時はそんな時代ですよ。

色設定をマーカーでやって、保存だけでエラい時間のかかるマシンで、フォトショップで仕上げる訳です。

いまでも、アスクレプオスの当時の自分が塗ったマーカーの色稿は、大事に保存してあります。

あと、阿久津さんがまた、楽しくギミックを足しつつも、デザインを変えてしまうので、塗り分けが合わない。

これも困る。

色塗り担当は、当時の先輩にお願い。二人で頭をひねりまくる訳で。

でもやっぱり、不思議な感じですよね。

当時はイロプラの配置や成形色に合わせてじっくり考えていたので、必然的にグレーになってしまった宇宙用ブースター。

どうしても、白黒逆転のガンダムがやりたくて塗ったアスクレプオス。

最初はモノアイだったんだよねー。なんせ、Wの続編に決まったのは、最後の方なので。

そもそもスタートは鋼鉄ジーグだったし。

阿久津さんと当時のリーダーと3人で、思いつくままいろんなガンダムを描いて。

それこそ、今画面に出てくるガンダムとか見ると、ああ、あのネタはあのとき描いたな、とか思い出すぐらい。

阿久津さんが当時描いてた、サイボーグ009風ガンダムなんて、最高だった。

ゆりかごにはまっておしゃぶりをくわえたガンダムなんて、想像できます?

いいのかな、こんなに暴露しまくって…

でも、ちょっと、やっぱり興奮してますね。

レオン、レオス、レオールの作例をボンボンで作って、評判が良かったもんだから、初めて、ホビージャパンで作例記事を書かせていただいて。

それでよけいな事を書いて、ときたさんに怒られたり。

ちゃんと、アストレイの仕事で初めて直接お会いしたときに、お詫びしましたよ。

ジオングになるやつも、当時モチーフは3メートルの宇宙人だった、って話とか。

グリープが、色々あって、飛行形態になった事とか。

楽しく悪役を作っていたつもりだったのに、色々有って、主役機になっちゃったりとか。

ああ、あと、リーダーにチャンスを頂いて。バーンレプオスのデザインをやらせてもらえる事になったのに、当時の自分の力量ではまとめられず、阿久津さんが1日ぐらいでさらっと仕上げちゃった、なんともニガしょっぱい思い出とか。

色々湧いてきますね。

まあ、とにかくジェミナス。

みなさんの力でぜひ、いっぱい買ってもらって、

アスクレプオスを出しましょうよ。

そうすれば、ハイドラだって、夢じゃない。

当時のポリキャップの都合も有って、自分ではまとめられなかった、膝がちゃんと曲がるハイドラを作りたいですね。

そしたら、また、他では言えない裏話を暴露しますね。

とにかく、商品化のチャンスを頂けた事に関しては、バンダイさまに感謝!

 

 

 

 

ド迫力咆哮! って、どういう意味だ。2014.7.18.

ド迫力咆哮!ゴジラ2014

そんな商品名。和名です。

アメリカでは、ATOMIC ROAR GODZILLA。

強そう。

商品が発表されたときから、ワクワクしていました。

簡単に言うと、ゴジラを前傾させると、口から恐ろしい勢いで放○能を吐き出すオモチャ。

イメージとしては、棒状のゲ○。光る。

上あごは、恐ろしい位置で恐ろしい角度で開くのですが。

これが、いい。こんなゴジラ、欲しかった!

なんというか、日本では、昔から、ゴジラのTOYというと、すぐに造形が、とかそういう方向に行きがちで、着ぐるみを忠実に再現とか、軟質のガワで歩かせたり、泣かせたり。

意味が分からん。

ゴジラのゴジラらしいオモチャを探しても、何一つ、心を揺るがす物が無い。

造形がどうのなら、一昔前に食玩で十分良い物があった。

そんな僕にとっては、1970年代の、ブルマアクのジンクロン版が今まで、一番のお気に入りだった訳です。

なんと、ゴジラのおなかが基地。いいですねえ。意味が分かりません。

子供の頃、隣のお兄ちゃんが持っていて、すげえ憧れるとともに、意味が分からないとしみじみ思いました。まるで、冷蔵庫だし。

2000年前後に出た、「超鳴動ゴジラ」、もよかったには良かったです。

ギニョール的な方向性で、動きも良いし、声もでかい。

いやに、でかい。いや、デカすぎだろ… ってぐらい。

でも、今回のこれ。

ド迫力咆哮!ゴジラ2014

そう、なぜ、今まで無かったのか!

これですよ、これ。

結構昔から、ゴジラ関係の企画を色々やってきました。

ルアーとか作りましたしね。

でも、これは思いつかなかった。

やはり、ゴジラは造形で攻めるものという概念が強かったのでしょうね。

これと上記のブルマック以外のゴジラでは、

コロコロのプラミックスぐらいですね。思いつかなかった!ってのは。

だれか、知ってます?

一応、当時ウラのボンボンで連載していたので、僕も頼まれて1体作例作ったのですが、掲載前に企画が終わってしまいました。

とにかく、ゴジラと言えば、口から放射○を吹く訳じゃないですか。

○射能って、そういうものか?というツッコミは置いといて。

それを、あっさりすっぱりはっきりと再現したこの玩具。

日本のオモチャに対しての考え方が、いかに狭かったかを思い知る逸品です。

唯一残念な事は。

国内版のパッケージも、オープンパッケージのトライミーが良かったなあ…

ああ、俺よりもアホがいる…!2014.7.10.

ああ、アホだ、このオモチャ。

褒め言葉です。

「よくこんな事思いつくな」

「よく商品化の許諾おりたな」という意味。

ああ、アホだ、という商品に出会うのは、オモチャ業界に於けるAHA体験、というやつでしょう。

僕も、どちらかというと、アホだなあ、という商品を作る方だと自負してはいるのですが。

やはり、ああ、これは思いつかなかった!という商品に出会うときは、嬉しくなります。

そんな訳で、今日の話題はこれ。

カバヤの食玩「変身昆虫カブトクワガタ2」

ああ当然第1弾の「変身昆虫カブトクワガタ」も持ってますよ。ハコで。大人買いってやつです。一目惚れですから、一も二もなくポチりましたとも。

ものは至って簡単。

カブトムシの頭と羽をひっくり返して、クワガタに変形する、って商品。

でも、普通しないでしょ。

クワガタの方が、背中が薄くて云々とか、腹よりも頭の横幅の方が大きいから云云かんぬんとか、

そういう事をすべてすっぱりと捨て去ったこの商品。

大好きです。こういうの。

で、その第2弾。

今回は、購入はチョイスしました。

そもそもこの商品には致命的な弱点が有りまして。

カブトクワガタ。ですから、カブトムシからクワガタに、全部同じギミックで変形する訳ですよ。

そうするとね、飽きる訳です。

たしかに、ギラファとか、アトラスオオカブトとか、魅力的ですけど、そもそも造形で攻めるような商品じゃないし。

で、そこに気づいちゃったカバヤのスタッフが、今回ラインナップに加えたのが、

ええっと、カマキリバッタ?ハチセミ?

アホですねえ。

そもそもこの変形がすばらしい。

しかも、ショウリョウバッタ。

普通そっち行かないだろう。

そもそも、商品名が「カブトクワガタ」なのに、カブトでもクワガタでもない。

でも、そのカテゴリーとして、これを打ち込んでくるカバヤの開発陣のアグレッシブさに感動です。

いやあ、最近、だんだんカバヤが元のパワアを取り戻してきましたね。

正直、最近は造形に走りすぎて、構造物として玩具的にNGなものを作るケースが多く、それは食玩じゃないだろう!と苦々しく思っていた物で…。

まあ、コンバージもどうか、ですが。

実は私自身、初めてオリジナルのキャラクターをデザインして世に送り出したのも、カバヤさんの食玩だったので、思い入れは人一倍なのですよ。

まあ、仕事を頂いていたのは、カバヤさんに製品をおろしていた生産メーカーさんなので、カバヤさんとしては、こちらを認識している訳ではないでしょうけど。

まあ、業界に入ってしばらくが、食玩がメイン仕事だった私としては、やはり食玩には思い入れが有る訳で。

やはり、一発ネタ。これが大事です。

で、大雑把な作り。これも大事です。

こんバージは? まあ、時流ってやつですよ。

でも、こういった古き良き時代の食玩のにおいがするものは、大事にしたいですね。

 

 

 

これはさすがに、自分では買わないけどね。2014.7.8.

色々と調べ物をしていて。

見つけてしまいました。

究極のパシフィックリムアイテム。

これ。

俺が、ディプシーデンジャーだ!

なぜだ…。

どうせなりきるなら、パイロットスーツじゃないのか?

しかも、もう一つのアイテムが、これ。

チェルノアルファ。

たぶん、顔は外に無いと不味いと思う。

だって… ねえ。

まじめな話をすると、これは、ハロウイングッズを売っているメーカーの商品。

色々調べると、非常に面白い商品をたくさん出しております。

大人向けハイエンドなものからお面だけ、子供用、赤ちゃん用、犬用と、ハロウインが大きなイベントになるアメリカならではのマーケットで、まあ、日本ではほとんど需要がないんですけどね。

でも、いいですね。人間の多い国では、こんなものでも利益が出せるんですねえ。

うらやましい限りです。

ウチの子供がもう少し小さくて、もう少しノリが良ければ、買っちゃうんだけど…。

 

たまに、理屈じゃなく欲しくなる物って、あるじゃないですか。2014.7.4.

たまに、理屈じゃなく欲しくなる物って、あるじゃないですか

と、言い訳を言ってみる。

おもちゃショーに行くと、必ずと言っていいほど、単純に一目惚れ!で買ってしまうオモチャが有る。

それがこれ。

「トミカプレーンズ。緊急発進!レスキューキャビー」

と、トミカプレーンズのレスキュー重機達。

まあ、発進アクションとかする大型トイは、そもそも好きなんですよ。

で、重機の擬人化キャラも、非常に良い。

ロボカーポリーのミニカーも、重機系ばかりをチョイスして買っています。

コロ走行で、プロペラが回るのも良い。

天井をひっくり返すと道路になり、カタパルトにも、ディスプレイベースにもなる。

6台一気に発進可能なカタパルトも良い。

 

ただ、それ以上に。

このビジュアル。テンション上がるでしょ。

だって、サ○ダーバ○ド2号に似てるもん…。

いや、だって…

 

 

やばい、出来上がってしまった。2014.7.1.

例えば、一枚スケッチが終わった後の一息。

例えば、外注さんの納品を受け取って、一息。

例えば、大量の資料をスキャンしているとき。

あとは、えっと…。

一応ね、仕事をしながら、ほんのちょっとの時間を駆使しつつ。

あれ、出来上がってしまった。

腕はまあ、みなで分担する予定なので、あと2本のこってはいますが。

いやあ、でかい。

組み立てるときの感じは、でも、非常に楽しかったです。

あと、胸のライオンが抜群にカッコいい。

やっぱ。ロボットの胸にはライオンですよね。

イケメンでしょ。

パーフェクトジオング。

次世代ワールドホビーフェアが、大変な事に。2014.6.29.

さて、次世代。半年に一度のイベント。

先々週に足を痛め、午前中整骨院に行かねばならなかったので、整骨院終わりで息子と待ち合わせて行くという事で。

で、朝しばしネットで色々見ていると。

「妖怪ウオッチ」限定品購入目的で、主婦が夜中の12時から列を作っている、と。

外を見る。雨振ってるよなー。

でも、なるべく早く行かないと、息子のほしがっているアイテムも手に入らないし。

でも、整骨院の予約が、11時で、一応キャンセル待ちもお願いしているとは言え、予定通りなら、会場に着くのは14時前、が限界かと。

むう…

でも、早く行っても、逆に長蛇の列で、入るまで時間がかかるだけだし。

まあいいか。

足にテーピングを貼ってもらい、とりあえず歩けそうにはなったので、駅前のコンビニで息子と合流。

長い長いルートをたどりつつ、海浜幕張に。

だいたいこのぐらいだと、列は引けて、正面からまっすぐ行っても、物販コーナーの建物下の列にすっと入れるぐらいのタイミング。

まあ、夜中に並んでいたとしても、そういう限定品は午前中には終わっちゃうだろうし、だったら、妖怪ウオッチ以外は大丈夫だろうと、気楽に行くと、見た事も無い柵が設営され、いつも通りに入れない。

なんじゃこりゃ。

しょうがなく、指示されたルートを歩く。

会場は例年9〜11ホールぶち抜き。

物販入り口は、その下から入るのが通常。いつもなら物販の列にならんで入って、物販から内部に侵入、が基本。

過去に一度だけ、仕事の都合で午前中に入れと言われたときに、朝から並んだ結果、6、7、8ホールの上から入って、中で1ホール分の列を作らされて、ひどい目に有った事が有りましたが、午後をすぎれば、ねえ。

指定ルートは、1〜8の外側を回って、海側の搬入口のある通りに。納入のとき以外で、こっちにくるのはさすがにないよねえ。

裏側まで歩かされ、中に入ると、さすがに直進路にはなっているが、3ホールぐらいぶち抜きの空間に、延々と広がる列を仕切るロープの列。

なんじゃこりゃ。

で、外に出て、入り口を横目に9〜11ホールの前を真横に通りすぎる。

この間に、子供を連れて必死の形相で列が崩れ気味なのを良い事に、前にどんどん割り込もうとする親子連れが何組も居る事に閉口する。

社会ルールを子供に教えるのは、親の仕事だろう…。だいたい親が率先するって、どうだよ。

で、例年ならば物販の列にあたる場所に通され、長い長いロープで仕切られた蛇行路をうねうねして、ようやく会場に。

中は、まあ、いつに無い混雑。

で、一番むかつくのは、例年以上に床に広がるおっさんおばさんのぐったりと座り込んだ姿。

あからさまに徹夜明けなのか、完全に落ちている姿もちらほら。

子供の為に、徹夜するって、どうよ。

まあ、転売目的の人たちも居て、その人達はもう帰った後なのでしょうが。

ひどい物です。結果、中は、尋常じゃない人の量で、

必死で色々と見て回るが、各ブース1時間待ちだわ、通路はぐだぐだだわ。

息子の予定していたディエルマスターズクジも、2回ぐらいやるんだ!と勇んで行ったが、列が長過ぎ、だめだこりゃ、となって、タカラトミーの物販コーナーでの購入のみで断念。

おいらは新しい「もじバケる」をサンプル購入して、とりあえず弾着。

バンダイホビーのブース(空いてる)の前に行って、何人かの関係者に挨拶。

ああ、もうやる事やったから、いいや…。

たいして見る物も見られないまま、一通りグルり回って、撤収。

終わった頃には親子でぐったり。なんだ、これは、込みすぎて何一つ触る事もできないとは…

今度の1月は、さすがに此奴も父ちゃんにつきあってくれないだろうな…

親子で行ける最後の次世代、と思っていたのに!

許すまじ、妖怪ウオッチ。

そんな怒りを胸に帰宅し、で、家族で楽しく週末の妖怪ウオッチのアニメを見てました。

 

 

 

で、でかい…2014.6.27.

月末には色々な玩具が発売になる訳です。

僕なんかは、今月はもう、頭の中はトライダーG7一色。

オープニングと戦闘シーンBGMと発進のアナウンスがエンドレスにリフレインしてリピートする感じです。

そんな月末。それはそれで気になるもう一つのアイテムと言えば。イヤにデカいアカいアイツ。

社員のNに、お前買っちゃえよ〜とか、シャイコシャ○ドも買っちゃいなよ〜とはやし立て、ついでに、今日アキバに昼休みに行くんだろう、と言っているうちに、心優しいクライアント様から、いやに馬鹿でかい箱のサンプルが…!

あ、あいつだ!赤いモビルスーツ!

大喜び。そういえば、色々とお手伝いしてたっけか。

作って良いっスか!

強権発動状態。

ニッパー貸して!と作業机に行ってみると、皆一様に薄刃ニッパー。

ええい、こんな貧弱なニッパーで、ヤツと戦える訳無いだろう!太いところのランナーの直径が4ミリも有るんだぞ、2段落とし出来ないだろうが!

で、恐怖の命令。アキバにリサーチとして売り場を見に行きつつ、タミヤのニッパー買って来てー。

悪魔である。これではまるで、ブラック企業だ。

一応、半分は冗談で、社員Nが、売り場見てきます!と言うので、行ってもらっただけなんです。

僕が忙しく、夕方5時に来客、7時に浅草で打ち合わせ、それまでにあと何枚のスケッチを… というスケジュールだったので、実際動けなかったし、そもそもそんなスケジュールだから、プラモなんか作る時間ないし。

あんな段ボール、家に持って帰れないし…。

でも、あの1枚のランナーに2パーツしか入っていないプロペラントタンクを見ると… ジュルり。

で、ニッパー買ってきました!の一言で、本能の赴くままにGO!

すぐさまタンク完成。で、でかい!楽しい!

一通り素振りをしたら、なんとなくかっこいいサンバイザーみたいなリアスカートが私を誘う。

元ホビー部の社員Kと共に、ゲートの構造や成形の危うさ、突き出しピンの構造など、色々とマニアックなチェックをしつつ、気付くと、胴体のフレームが組み上がっている。

社員Nにもう一個タンク作っておいて!と言い放ちつつ、ハナウタ混じりに台座と腰骨を組み立て、フレームのままタンクとリアスカートだけ生やし、全体ボリュームをチェック。

これは、楽しい。こいつは、ガンプラぢゃ、ない。

おおっと、ラフ描かなきゃ。ああ、めんどくさい。

あのランナー、手だな〜

見た感じ、あのパーツとあのパーツで組んで…

いかんいかん。いつものクセで、相変わらず取り説を見ないので(どっか箱の下の方に行っちゃったし)パーツを見ながらだいたいの判断をするので、頭の中で組み立てが勝手に進んでしまう。

そういえば、腕の骨のパーツの合わせ目に、ジョイント的な物を挟むリブ受けがあったな…。どこかのランナーにそいうパーツ有るはずだ…。

おおっと、ラフ描かなきゃ。ああ、めんどくさい。

ちょっとだけ。探してみよう。

ガサガサ…

あ、あった。これだ。ああ、このランナーのパーツで、腕が組み上がるな…。

そうだ、ちゃんとはまるのか確かめてみよう。

はまるハマる。いいね。これがこうして…。

腕完成。

はあ!仕事が進んでいない!

腕もう一本組んどいて!

仕事だしごと。ああ、お客さんが来てしまう…

ああ、来てしまったあ!

 

そんな訳で。赤い悪魔。誘惑を振り切って、G7を片手に打ち合わせ納品直退で、とりあえずヤツの呪縛を振り切る事が出来たが。

来週の僕の仕事の行方は?

溜まりにたまった納期はどうなる?

とりあえず。誰か、残りの腕とシナンジュ組んどいて。

Loading...