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『気になるオモチャ』カテゴリーの投稿一覧
数字が合体。中国の飽くなき挑戦2014.11.15.
今年の秋のオモチャショー
正しくは、東日本玩具見本市。
業界に古い古い人間なので、つい、そう言ってします。
そこで、どこだかのフックトイのメーカーに、
1〜3の数字の形のユニットが、乗り物に変形するちょっとしたオモチャが有って。
いいな、ジャミ玩っぽくて。と思っていた訳です。
まあ、最近はダガング、という言い方のほうが主流ですけどね。
そんな爺ムサい話じゃなくて。
あれ、見つけたら買おう、などと思っていたところ。
見つけちゃいました。
それも、意外な形で。
ああ、なるほど。最近のフックトイは、大概引き物だってのは
知ってはいたのですが。
よもや、合体ロボの一部だったなんて…!
これまでも、中国商品で、数字やアルファベットを扱った物は色々有ったのですが。
まあ、元祖は、やはりマスダヤのアルファボットですよね。
続く、ナンバーボット。
名作ですよね。その後、大量のパチものが作られた事でも有名です。
僕も、純正、中国製、1/2サイズ版と、色々持ってます。
このナンバーボット、変形とかしない、数式記号セットってもの、有ったんですよね。
同じ枠組みで、そのアルファベットを頭文字にする動物に変形するシリーズもありました。
最近だと、国産で、
パブー&モジーズのスプリング変形するシリーズなんかも有りましたよね。
あれも、良かった。
そんな中、中国では、このアルファベット、及び数字をモチーフにしたオモチャがわんさか有ります。
そもそもアルファボットが大ブームとなり、向こうでいくつものメーカーがコピー商品を作った事で、市場が拡販されたのと、何と言っても、誰でも知っている、というのがミソですよね。
その上で、今中国では、合体ロボットブーム。なんでも合体ロボットにしてしまう中国人が、文字を合体させる事を考えるのは当然と言えるでしょう。
1〜5で合体、6〜9、0で合体。
A〜Eで合体。F〜Jは何故か基地に合体。
ってえシリーズも有ったぐらい。
そんな中で、この子。
機構戦神。まあ、だいたいこんな名前なんですけどね。
0〜9までの数字で合体。
さらに、計算記号が、それぞれロボットに。ついでに、=は武器庫に。
凄いですよね。しかも、それを全部セットで売っちゃおうってんですから。
同時に、日本だと、こういったものを、フックトイのレベルでバラ売りしかできない。
っていう事実も、悲しい事です。
数字なんだから、誰でも判る、ワケですし、こういうシンプルな物がもう少し普及してくれる日本のオモチャ業界であってほしいですよね。
ああ、そうか。
パブー&モジーズが合体すれば良かったんだ!
ないか…

LSIって、死語ですよね…2014.10.23.
LSIゲームがはやったのは、1980年代。
1980年にゲームウオッチが発売されて、ファミコンが発売されるまでの間、というのが正解。
ちょうど、日本に居なかった時代ですね。
帰って来たら、どこの家庭にもファミコンがあって、ついて行けなかった。
今でもワリと、ゲームにはついて行けてないですね。
そこは息子の専門分野って事で。
そんな時代に、だと思うんですよね。
ちょうど、ガンダムのブームで、リアルなロボットが流行っていて。
で、LSIゲームが最先端だった時代に。
誰かが考えた。
足そう。と。
合体,変形するリアルなロボットと、LSIゲーム。流行っている物とはやっている物を掛け合わせる。
おもちゃ屋として当然の発想と言えば、当然の発想。
で、出来たのが、コレ。
システムは至ってシンプル。
コアユニットの時は、敵の攻撃を避ける、だけ。
一定のポイントを得ると、合体サインが灯り、上半身と接続。
攻撃が可能に。
さらに一定のポイントを得ると、下半身と合体。
バリアーで相手の攻撃を防げるように。
なんと、形状的な合体と,ゲーム上の性能が比例して強くなる…!
なんか、探っても物理スイッチが見つからない気がするんだけど…。
でも、凄い!
コンセプトが凄い。デザインが凄い。売っちゃおうって度胸が凄い。
しかもこの凶悪なビジュアル
一応、胸を塞ぐパネルもあって、ロボとしてのディスプレイも可能。
すごいですねー。
なんかこいつ、記憶の片隅にずっと引っかかっていて、先日ヤフオクで見つけて即落としてしまいました。
こういうアホなオモチャは大好き。
コンセプトが立ってますよね。
そしてなによりも、時代を象徴してますよね。
見ただけで、いつ頃の物かが類推できる佇まい。
すばらしいです。
こういうオモチャから、当時の流行を想像するものまた面白い物ですよ。
オモチャはいつだって、時代の扉ですから。

問屋街で色々拾ってくるのが好きです。2014.10.11.
浅草には、毎日のように行く訳です。
納品であったり、打ち合わせであったり。
出来る限り、別の打ち合わせと組み合わせたり、直退しても社員に怒られない時間を狙ったり。
で、たまに午前中に入って、昼飯を浅草で食べる事が有る。
多いのは、午後イチに来てくれって言われて、飯を食わずにギリまで仕事して、しばらく滞在する事になり、4時ぐらいにようやく食事、とかの場合だと、急いで会社に戻らなくてはならないので、そこそこの食事でさっさと戻るのですが。
昼時に解放、とかだと、気分も言い訳で。
そんな時間だと、いつも行く問屋さんにまだ、新製品が残っている時間だという事で、蔵前まで散歩がてらにブラリと。
おひょいさんのナレーションが聞こえそうな調子で、蔵前筋を歩き、行きつけの問屋さんに顔を出すのですが。
ここが、結構怪しげな昔のオモチャが残っているのです。
最近買ったのだと、バンダイのジャイロファイター。1984年製。
モーターと直づけのフライホイールを回し、ぐるぐる回りながら相手にぶつけて、頭を吹っ飛ばすと接点が外れて負け。
これが、なかなか戦いにくい。
リモコンから出ているケーブルが太すぎて、 ロボがそれに引っ張られるので、リモコンを真上に持ってこなくてはならない。
この辺、昔バンダイのホビー部が出した、M3ってオモチャを思い出す。
こいつが、極小のリモコンロボットって触れ込みで、実際20mmもないぐらいのサイズで、ちょこちょこ非常に良く歩くのだが。自重が軽すぎて、ケーブルのテンションに負けて操作が聞かなくなる上、ケーブルで引っ張った方がよっぽど早く曲がるっていう、身もふたもない代物。
で、今日も問屋さんに行って。週末発売のプラモデルとかわさわさと買い込みつつ、前から目をつけていたアイテムを購入。
ようやく本題ですね。
今日のお題目は、セガ・ヨネザワのカードパワー。
カード、と呼ぶには分厚すぎるユニットに、フライホイールを使ったアクショントイと、専用のラックギアが封入。
フリクションで、走ったり飛んだり滑ったり。種類も豊富で、なんともコレクションしたくなる逸品です。
これのバイクは、だいぶ前からあこがれだったんだよね。
まとめて5種ほど購入。
結局多忙で全部開けられなかったので,社員に自慢だけして今日は終了。
来週また、仕事時間の合間にちょいちょい開けて遊ぼうかと。
でも、いいですね。こういうダガング的な物。
そもそも、こういうものこそが、本来のフックトイなんじゃないでしょうかね。
オモチャっぽい。
まあ、そういう事ですよ。
そんなわけで。
オチが思いつかなかった…

あいつ、亀やめるってよ。2014.9.1.
へえ、そうなんだ。
上のあれ、商品名です。
探したんだ、ガチャガチャ。
全種大人買いする物でもないと思い。単発での入手をと思い、ガチャの機械を探しておりました。
とは言え、最近は休みも忙しく、なかなか時間が取れない上、息子がトイザらスにあまりつき合ってくれなくなったせいもあって、玩具店に足を運べない。
行くのは大概、バンダイがえりの蔵前の問屋さん。
でも、問屋さんでは、ガチャは1個単位で買えないし。
で、まあ、ようやく入手しました。
「あいつ、亀やめるってよ」
サイコーです。
まあ、トムとジェリーの世界ですよね。
亀から出ねーよ、とか言う突っ込みは無し。
いいですね。バカで。
前々から、造形のデキの良いフィギュアばかりが入っているガチャガチャには思うところ有りまして。
駄物には駄物の良さが有る。
クレーンゲームも然り。
駄物なのに、デキが良い、というのも、一つのアイデアです。
でも、駄物だからこそ、を考えるのが、ダガングの精神ではないでしょうか。
ああ、バカにしているように聞こえますね。
自分自身、その昔、カバヤの食玩の企画や、初期のクレーンゲームの企画などをやって来て、結構未だ取りざたされる駄物を沢山拵えて来た中で。
あるとき、今や伝説の、伊勢エビの入ったクレーンゲームに出会い、ああ、伊勢エビには勝てねえや、とクレーンゲームの仕事から離れた人間です。
まあ、「やべえ、このクレーンゲームやってみてえ!」
「なんじゃこりゃ、やばいガチャまわすべ!」
みたいにさせれば勝ち。それが価値。YO。
それがガチャガチャやクレーンゲームなどの、什器商売の基本。
そんななか、水に入った伊勢エビがあれば、普通、無理と判ってても、100円入れるでしょ。
遠くから見ても、人が来るでしょ。
多分、ゲットは出来ないでしょ。
まあ、ゲットした人の話も聞いた事が有りますが。
それが、クレーンゲームの真価ですよ。
それに気づかされたとき、ああ、勝てねえなあ、と思った訳ですよ。
まあ、話はそれましたが、素敵なダガング。
「あいつ、亀やめるってよ」
商品名が最近の日本のバンド名みたい。

大きいオモチャはいいモノです。2014.8.28.
トランスフォーマーに偏っている気がする。
べつに、そういうつもりは無いのですが。
なにせ、今日の話題はあくまで、大きいオモチャです。
今年のアメリカの玩具業界のブームは、「大きくて、安い」
大きい分だけ高い、ではないのです。
これが、難しい。普通に開発をやっていると、大きいと色々詰め込みたくなる。
それをしないで、デカイ、で押し切る。
成形の都合で出来るリブを、さも、ディスプレイ用の仕切りだと言い切る。
もはや、勇気の領域。いや、無謀の領域か…。
出来上がったそれは、前々からTF最大を謳っていたフォートレスマキシマス、それを「少しだけ」超えられたジェネレーションズ版メトロフレックスとならぶ、巨大商品に。
その名は、「レスキューボッツ 22インチジャイアントサイズフィギュア エピック オプティマスプライム」
タカラ→ハズブロ謹製の玩具として考えると、最大のオプティマスプライムって事になるのかな?
変形は、なし。
光る、鳴る、もなし。
可動も、腕を回転できるぐらい。
箱も、なし。腹巻き状の紙に、最低限の商品情報。売り場でもほぼ、剥き身。
潔すぎる。ある意味、高潔とも言える。
ザ、ザックリ。
ギミックと言えば、胸が開いて、レスキューボッツシリーズのフィギュアを並べられるのと、
裏側の肉抜きに、フィギュアが並べられる、ぐらい。
漢らしい!
これを、片手につかんで会社をうろうろしていると、なんとも気分がいい。
ああ、大きいって、そのものが価値があるんだなって思う訳で。
そもそも日本のロボット玩具の創世記だって、
金属製だから超合金と、
大きいからジャンボマシンダー、の2系統で始まったわけで。
その中から、我々は子供時代に「超合金」を選択したわけで。
質感やギミックを選ぶあたりが、日本人らしいと言えばらしいですけどね。
もしも、あの時代に、ジャンボマシンダーを選択していたら、
今の日本のオモチャ業界も、違う形だったかも知れませんね。

ヤバダバドゥー!2014.8.20.
もう、だれも判らなくても良い世界。
「原始家族フリントストーン」。
知ってる?
個人的には、「宇宙家族ジェットソン」の方が好きなんですけど。
それはそれとして、フリントストーンの車。
でけでけでけでけという独特の効果音で、自分の足で走るアレです。
商品名は、フリントモービル。
ほら、どこかのコウモリ男の車みたいにカッコいいじゃないですか。
もう、一目惚れ。見つけ次第ためらい無く購入してしまいました。
カートゥーンは好きなんですよね。
こないだも、「アドベンチャータイム」のフィンのフィギュアを買っちゃいましたし。
面白いんだよね。息子がはまっていて、一緒に見ているんだけど、もう、全体的にシュールで面白すぎる。
やはり、トムとジェリーの王国、東海圏の出身なのが良くないのでしょうね。ほぼ毎日再放送され続ける「トムとジェリー」を見すぎたのが全ての過ちでしょう。
カートゥーン作品の商品は非常に少なく、日本では中々手に入りにくい。
「トムとジェリー」なんかは、可動フィギュアなんかもあって、それなりですが、
たいがいがPVCフィギュアが限界。
「サムライジャック」なんかだと、アクションギミック付きの、布の服を着ているヤツまであって、充実していました。
「デクスターズ•ラボ」なんかも、大型のリモコンロボットのオモチャを持っていたりします。
割と自慢は、「スーパースリー」のフィギュア
やっぱりトゥーンアニメはハンナバーベラだよね。
元タイトルは「ザ インポッシブルズ」でも、日本版では、英語のロゴの上に、カタカナで「スーパースリー」って、デカデカと入る。
「バードマン」には、「電子超人Uバード」。Uボートがはやってたんでしょうね。
有名なのは、ちょっと前に実写化された、「ファンタスティック4」
日本版のタイトルは「宇宙忍者ゴームズ」
宇宙忍者って、なんだ?
ゴムだから、ゴームズって…。
オープニングアニメーションに何度も入る「4」の数字を全力で無視しての、上からカタカナ+ナレーションで、「宇宙忍者ゴームズ!」
もう、ゴリ押し。
それでも、小学生のときに、東映版との違いに戸惑いながらも夏休みにやっていたハンナバーベラ版のスパイダーマンを見ていたおかげで、劇場版の一昨目のエンドロールの最後に入る旧作アニメのOPに、感涙の涙を流した物です。
2作目では、絶対に東映版のOPが入ると信じていたのですが…
それはともかく。カートゥーンアニメのキャラクターアイテム。
ああ、キャラクターものっていいなって感じるひとときです。

ド迫力咆哮! って、どういう意味だ。2014.7.18.
ド迫力咆哮!ゴジラ2014
そんな商品名。和名です。
アメリカでは、ATOMIC ROAR GODZILLA。
強そう。
商品が発表されたときから、ワクワクしていました。
簡単に言うと、ゴジラを前傾させると、口から恐ろしい勢いで放○能を吐き出すオモチャ。
イメージとしては、棒状のゲ○。光る。
上あごは、恐ろしい位置で恐ろしい角度で開くのですが。
これが、いい。こんなゴジラ、欲しかった!
なんというか、日本では、昔から、ゴジラのTOYというと、すぐに造形が、とかそういう方向に行きがちで、着ぐるみを忠実に再現とか、軟質のガワで歩かせたり、泣かせたり。
意味が分からん。
ゴジラのゴジラらしいオモチャを探しても、何一つ、心を揺るがす物が無い。
造形がどうのなら、一昔前に食玩で十分良い物があった。
そんな僕にとっては、1970年代の、ブルマアクのジンクロン版が今まで、一番のお気に入りだった訳です。
なんと、ゴジラのおなかが基地。いいですねえ。意味が分かりません。
子供の頃、隣のお兄ちゃんが持っていて、すげえ憧れるとともに、意味が分からないとしみじみ思いました。まるで、冷蔵庫だし。
2000年前後に出た、「超鳴動ゴジラ」、もよかったには良かったです。
ギニョール的な方向性で、動きも良いし、声もでかい。
いやに、でかい。いや、デカすぎだろ… ってぐらい。
でも、今回のこれ。
ド迫力咆哮!ゴジラ2014
そう、なぜ、今まで無かったのか!
これですよ、これ。
結構昔から、ゴジラ関係の企画を色々やってきました。
ルアーとか作りましたしね。
でも、これは思いつかなかった。
やはり、ゴジラは造形で攻めるものという概念が強かったのでしょうね。
これと上記のブルマック以外のゴジラでは、
コロコロのプラミックスぐらいですね。思いつかなかった!ってのは。
だれか、知ってます?
一応、当時ウラのボンボンで連載していたので、僕も頼まれて1体作例作ったのですが、掲載前に企画が終わってしまいました。
とにかく、ゴジラと言えば、口から放射○を吹く訳じゃないですか。
○射能って、そういうものか?というツッコミは置いといて。
それを、あっさりすっぱりはっきりと再現したこの玩具。
日本のオモチャに対しての考え方が、いかに狭かったかを思い知る逸品です。
唯一残念な事は。
国内版のパッケージも、オープンパッケージのトライミーが良かったなあ…

ああ、俺よりもアホがいる…!2014.7.10.
ああ、アホだ、このオモチャ。
褒め言葉です。
「よくこんな事思いつくな」
「よく商品化の許諾おりたな」という意味。
ああ、アホだ、という商品に出会うのは、オモチャ業界に於けるAHA体験、というやつでしょう。
僕も、どちらかというと、アホだなあ、という商品を作る方だと自負してはいるのですが。
やはり、ああ、これは思いつかなかった!という商品に出会うときは、嬉しくなります。
そんな訳で、今日の話題はこれ。
カバヤの食玩「変身昆虫カブトクワガタ2」
ああ当然第1弾の「変身昆虫カブトクワガタ」も持ってますよ。ハコで。大人買いってやつです。一目惚れですから、一も二もなくポチりましたとも。
ものは至って簡単。
カブトムシの頭と羽をひっくり返して、クワガタに変形する、って商品。
でも、普通しないでしょ。
クワガタの方が、背中が薄くて云々とか、腹よりも頭の横幅の方が大きいから云云かんぬんとか、
そういう事をすべてすっぱりと捨て去ったこの商品。
大好きです。こういうの。
で、その第2弾。
今回は、購入はチョイスしました。
そもそもこの商品には致命的な弱点が有りまして。
カブトクワガタ。ですから、カブトムシからクワガタに、全部同じギミックで変形する訳ですよ。
そうするとね、飽きる訳です。
たしかに、ギラファとか、アトラスオオカブトとか、魅力的ですけど、そもそも造形で攻めるような商品じゃないし。
で、そこに気づいちゃったカバヤのスタッフが、今回ラインナップに加えたのが、
ええっと、カマキリバッタ?ハチセミ?
アホですねえ。
そもそもこの変形がすばらしい。
しかも、ショウリョウバッタ。
普通そっち行かないだろう。
そもそも、商品名が「カブトクワガタ」なのに、カブトでもクワガタでもない。
でも、そのカテゴリーとして、これを打ち込んでくるカバヤの開発陣のアグレッシブさに感動です。
いやあ、最近、だんだんカバヤが元のパワアを取り戻してきましたね。
正直、最近は造形に走りすぎて、構造物として玩具的にNGなものを作るケースが多く、それは食玩じゃないだろう!と苦々しく思っていた物で…。
まあ、コンバージもどうか、ですが。
実は私自身、初めてオリジナルのキャラクターをデザインして世に送り出したのも、カバヤさんの食玩だったので、思い入れは人一倍なのですよ。
まあ、仕事を頂いていたのは、カバヤさんに製品をおろしていた生産メーカーさんなので、カバヤさんとしては、こちらを認識している訳ではないでしょうけど。
まあ、業界に入ってしばらくが、食玩がメイン仕事だった私としては、やはり食玩には思い入れが有る訳で。
やはり、一発ネタ。これが大事です。
で、大雑把な作り。これも大事です。
こんバージは? まあ、時流ってやつですよ。
でも、こういった古き良き時代の食玩のにおいがするものは、大事にしたいですね。

これはさすがに、自分では買わないけどね。2014.7.8.
色々と調べ物をしていて。
見つけてしまいました。
究極のパシフィックリムアイテム。
これ。
俺が、ディプシーデンジャーだ!
なぜだ…。
どうせなりきるなら、パイロットスーツじゃないのか?
しかも、もう一つのアイテムが、これ。
チェルノアルファ。
たぶん、顔は外に無いと不味いと思う。
だって… ねえ。
まじめな話をすると、これは、ハロウイングッズを売っているメーカーの商品。
色々調べると、非常に面白い商品をたくさん出しております。
大人向けハイエンドなものからお面だけ、子供用、赤ちゃん用、犬用と、ハロウインが大きなイベントになるアメリカならではのマーケットで、まあ、日本ではほとんど需要がないんですけどね。
でも、いいですね。人間の多い国では、こんなものでも利益が出せるんですねえ。
うらやましい限りです。
ウチの子供がもう少し小さくて、もう少しノリが良ければ、買っちゃうんだけど…。

たまに、理屈じゃなく欲しくなる物って、あるじゃないですか。2014.7.4.
たまに、理屈じゃなく欲しくなる物って、あるじゃないですか
と、言い訳を言ってみる。
おもちゃショーに行くと、必ずと言っていいほど、単純に一目惚れ!で買ってしまうオモチャが有る。
それがこれ。
「トミカプレーンズ。緊急発進!レスキューキャビー」
と、トミカプレーンズのレスキュー重機達。
まあ、発進アクションとかする大型トイは、そもそも好きなんですよ。
で、重機の擬人化キャラも、非常に良い。
ロボカーポリーのミニカーも、重機系ばかりをチョイスして買っています。
コロ走行で、プロペラが回るのも良い。
天井をひっくり返すと道路になり、カタパルトにも、ディスプレイベースにもなる。
6台一気に発進可能なカタパルトも良い。
ただ、それ以上に。
このビジュアル。テンション上がるでしょ。
だって、サ○ダーバ○ド2号に似てるもん…。
いや、だって…
